秋は紅葉の中で、冬は天然氷上でスケートを楽しめる軽井沢星野エリア「ケラ池スケートリンク」10月20日よりオープン【上信越自動車道 碓氷軽井沢ICから13.5km】

　長野県軽井沢町の「軽井沢星野エリア」に10月20日より「ケラ池スケートリンク」がオープンする。

　「軽井沢野鳥の森」に隣接した森の中にある池が凍ってできるスケートリンクで、スケートと共に周辺の自然も楽しめる。軽井沢では平地より早い10月中旬から紅葉が始まるため、10月中は真っ赤なモミジ、11月上旬はカラマツの黄葉を眺めながらのスケートが可能。

　1951年（昭和26年）、現在のケラ池スケートリンクと同じ場所に「星野リンク」がオープン、軽井沢町内では他にもスケートリンクが次々誕生し、昭和30年代には東京からの臨時列車「銀盤号スケート列車」が運行されるほどのにぎわいとなった。星野リンクは2000年（平成12年）に使用を休止したが、伝統を受け継ぎつつ新しいスケートの楽しみ方を提案することをめざし、ケラ池スケートリンクとして2016年（平成28年）11月に開業した。寒冷な気候に加えて冷却装置の助けを借りる「人工エリア」と、自然の寒さのみで凍らせる「天然氷エリア」によって構成され、12月末になると天然氷エリアが結氷しておよそ1080平方メートルある池の全面が滑走可能になる。

　隣接するカフェでは、森をイメージした2種類のホットドリンクとして「森の子リスのマロンラテ」（700円）、「雪降る森のホワイトココア」（800円）をそれぞれ期間限定で販売。氷上のベンチにテイクアウトできる。

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