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新潟市出身の絵本画家の世界の魅力に迫る 新潟市新津美術館にて「-画業50年のあゆみ- 黒井健 絵本原画展」10月29日~12月25日開催【北陸自動車道 三条燕ICから約24.5km】

2022年10月06日 18時00分更新

 新潟市新津美術館は10月29日~12月25日、新潟市出身の絵本画家・黒井健(1947~)の画業50周年を記念する個展「-画業50年のあゆみ- 黒井健 絵本原画展」を開催する。

 新潟大学教育学部を卒業した黒井は東京の出版社で絵本の編集に携わったのち、イラストレーターとして独立。1976年に初めての絵本「あめってあめ」(矢崎節夫・作)を出版して以降、新美南吉の「ごんぎつね」や「手ぶくろを買いに」、宮沢賢治の「猫の事務所」、間所ひさこの「ころわん」シリーズなど300冊以上の児童文学や絵本の挿絵を描き続けている。また、イラストだけでなく自ら文章を書いた「ミシシッピ」「雲へ」などの絵本も出版。さらに2007年には中越地震からの復興支援を目的に、黒井がイラストを描き長岡市出身の星野知子がエッセーを添えた「ふる里へ」を発行するなど、新潟にゆかりの深い作家としても活躍。

 本展ではこうした代表作のほか、初期に手掛けた貴重なカットから、子どもの創造力とは何かを問いかけ話題となった「まっくろ」(高崎卓馬・作)など新作絵本の原画まで、およそ230点により黒井健の世界の魅力に迫る。10月29日には黒井健によるサイン会(要事前申込)を開催するほか、担当学芸員によるスライドトーク(11月19日・12月4日)などのイベントも開催する。

-画業50年のあゆみ- 黒井健 絵本原画展
会期:10月29日~12月25日
休館日:月曜日(11月21日、12月19日は開館)
開館時間:10時~17時(観覧券販売は16時30分まで)
観覧料
 当日券:一般1000円/大学・高校生800円/中学生以下無料
※大学・高校生料金は学生証を提示のこと
※有料20名以上は団体料金で2割引
※新潟県立植物園および新潟市新津鉄道資料館の入館券を持参すると2割引
※2022年4月以降の新潟市美術館の企画展観覧券を持参すると2割引(あっちも割)
※障がい者手帳・療育手帳を持つ人は無料(手帳を提示のこと)
障がい者、教育・保育活動などの観覧料の免除について
※2度目はオトク!リピーター割引(本展チケット半券の提示で、2度目の-画業50年のあゆみ- 黒井健 絵本原画展が2割引きで観覧可能、1枚につき1回限り1年間有効)
前売券
・前売券:一般800円(一般のみ)
 10月28日まで下記の取扱所で販売
 セブン-イレブン(セブンコード:096-972)、インフォメーションセンターえん(メディアシップ1F)
 新潟伊勢丹、シネ・ウインド、新潟市美術館、新潟市新津美術館
 ※NIC新潟日報販売店でも取り寄せ可能
電子チケット(前売券のみ)/
 専用サイト(アソビュー!)で購入したチケット画面を当日受付にて提示
イベント情報:https://www.city.niigata.lg.jp/nam/exhibitions/fy2022exh/kuroiken2022.html

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。

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