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郡山市立美術館で「記録する眼 豊穣の時代 明治の画家 亀井至一、竹二郎兄弟をめぐる人々」を開催【東北自動車道 郡山南ICから約15.5km】

2022年10月13日 18時15分更新

 福島県の郡山市立美術館では11月3日より、郡山市立美術館開館30周年記念展1 ノスタルジックジャーニー「記録する眼 豊穣の時代 明治の画家 亀井至一、竹二郎兄弟をめぐる人々」を開催する。

 亀井至一(1843~1905)と弟・竹二郎(1857頃~1879)は、ともに写真家・画家として知られる横山松三郎のもとで洋画を学び、版画工房・玄々堂で活動。弟・竹二郎は、文化財保護の先駆者であった蜷川式胤の支援を受けて東海道の53の宿場を油彩画で描くスケッチ旅行ののち、明治12年23歳といわれる若さで没する。この油彩画連作は明治24年から25年にかけて石版画として出版された。

 元々浮世絵系の版元と関係のあった兄・至一は、その後自ら版元として石版画などを出版。額絵と呼ばれる大判の石版画が大きく発展した明治半ば、その中心的な作家のひとりとなったという。こうした亀井兄弟周辺には、横山や蜷川のほかにも、玄々堂に出入りした画家や文化人、またその後の印刷業界に関係した人々など、多彩な顔ぶれが並んでいた。

 本展では、亀井兄弟と周辺の人々との関わりに焦点をあてることで、これまで見落とされがちであった諸相を検証する。

郡山市立美術館開館30周年記念展1 ノスタルジックジャーニー「記録する眼 豊穣の時代 明治の画家 亀井至一、竹二郎兄弟をめぐる人々」

期間:11月3日~2023年1月9日
会場:郡山市立美術館
時間:9時30分~17時(最終入館は16時30分)
休館日:毎週月曜日(祝日・振替休日の場合は開館し、翌平日休館)、12月28日~2023年1月4日

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。 またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。

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