豊かな資料群から中世の公家社会の実態に迫る 国立歴史民俗博物館「中世公家の〈公務〉と生活-広橋家記録の世界-」3月7日~5月7日開催【東関東自動車道 四街道ICから約8km】
千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館は3月7日~5月7日、特集展示「中世公家の〈公務〉と生活-広橋家記録の世界-」を開催する。
2020年度から開始した基盤研究「『広橋家旧蔵記録文書典籍類』を素材とする中世公家の家蔵史料群に関する研究」の研究成果を展示にて公表。本共同研究では、「広橋家旧蔵記録文書典籍類」に含まれる日記、公務関係文書、先例調査文献を、広橋家歴代当主それぞれの経歴と結びつけて位置づけ、その全体像をイエの歴史として整理して提示することを主目的に掲げている。
本特集展示では、館蔵の実物資料を用いてこの研究成果を具体的に示し、多様な資料群からなる「広橋家旧蔵記録文書典籍類」の魅力と奥深さを紹介するとともに、広橋家からみた中世における公家社会の具体相を展示する。
同館では、広橋家当主によって作成された『八省御斎会部類記』(H-63-994)、『大仁王会部類記』(H-63-995)、『春日経供養家記抄』(H-63-996)・『兼仲卿暦記』自正安二年正月四日至二十一日(H-63-997)、『兼仲卿暦記』自正安二年正月二十二日至三月二十九日(H-63-998)を購入しており、これらの『広橋家旧蔵記録文書典籍類』と一体をなす新収蔵資料もあわせて公開。
中世公家の〈公務〉と生活-広橋家記録の世界-
会場:国立歴史民俗博物館 第3展示室 特集展示室
開催期間:3月7日~5月7日
休館日:月曜日(5月1日は開館)
開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
料金:一般600円/大学生250円/高校生以下無料
※総合展示もあわせて観覧可能
※障がい者手帳等保持者は手帳等の提示により、介助者と共に入館無料
※高校生および大学生は学生証等を提示のこと
※博物館の半券の提示で当日に限り、くらしの植物苑に入場可能。 また、植物苑の半券の提示で当日に限り、博物館の入館料が割引になる
※館内メンテナンスのため休館する場合がある
イベント情報:https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/special/index.html#room3
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。
ハイウェイウォーカーの最新情報を購読しよう