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観梅の季節に訪れたい! 花咲く水戸へ早春ドライブ

2023年02月20日 15時00分更新

 「水戸の梅まつり」でにぎわう偕楽園をメインに、特産の納豆グルメや花スポットと「権現さん」参り、地元の銘菓など、見どころ満載の水戸の旅をご紹介。

花とグルメの魅力あふれる水戸へ

 もうすぐ訪れる春が待ち遠しい季節。梅の香りが届いたら、茨城県が誇る水戸の名所で満開の花景色を満喫しよう。「水戸の梅まつり」が開催中の「偕楽園」で絶景を堪能したあとは、ランチで水戸グルメを。「水戸 門のまえ」では本場の水戸納豆を味わえる定食をチョイス。絶品の熱々天ぷらメニューもオススメだ。

 梅だけでなく多様な花々を観賞できる「水戸市植物公園」は、リニューアルした温室に注目。華やかな熱帯植物に囲まれて南国バカンスの気分に。「水戸東照宮」では歴史に思いをはせながら開運パワーをチャージ。最後に「木村屋本店」に立ち寄って、水戸の銘菓をおみやげに持ち帰ろう。

江戸時代に造園された歴史ある観梅スポット
偕楽園

水戸藩第9代藩主徳川斉昭公により1842年に造園された庭園

 金沢の兼六園、岡山の後楽園と共に「日本三名園」の一つに数えられる日本庭園。梅の名所で、開花シーズンに開催される「水戸の梅まつり」は、特に多くの観梅客でにぎわう。

約100品種、3000本程の梅が時季をずらして開花する

23年の「水戸の梅まつり」は2/11~3/19に開催。期間中はライトアップも

「孟宗竹林」の1000本を超える竹は京都から移植

茨城県水戸市常磐町1-3-3
TEL:029-244-5454
営業時間:6時~19時(施設内「好文亭」は9時~17時)※時期により異なる
定休日:なし
入園料:高校生以上300円/小・中学生、満70歳以上150円(「好文亭」は別途入館料が必要)
駐車場:140台(偕楽園下駐車場500円/1日)※ほか、近隣に有料駐車場複数あり

水戸ならではの納豆ご飯や自慢の天ぷらに舌鼓♪
水戸 門のまえ

偕楽園から程近く、広い園内の散策後にひと休みするランチタイムにピッタリの立地

 偕楽園東門の目の前に位置するレストラン。水戸の名産品として知られる納豆メニューや、こだわりの揚げたて天ぷらが人気。併設の売店は水戸みやげの品ぞろえも充実している。

風味豊かな「藁納豆定食」1100円。小鉢の内容は季節により異なる

四季折々の自然美をテラス席でゆったり堪能

料理長イチオシの「親方特製天丼」1650円。天ぷらの具材はエビや白身魚、季節の野菜など

店舗奥がレストランスペース。手前におみやげコーナーがある

水戸市のマスコットキャラクター「みとちゃん」が目印の「人形焼」5個入り900円、8個入り1550円

茨城県水戸市常磐町1-3-1
TEL:029-350-4180
営業時間:10時~16時(LO 15時30分)
定休日:火曜日
席数:およそ90席(禁煙)
駐車場:なし(近隣の有料駐車場を利用)

色とりどりの花と緑を一年中楽しめる
水戸市植物公園

緑と水が調和した癒しの風景。広々とした園内を散歩してリラックスしたい

 21年4月にリニューアルした観賞大温室や熱帯果樹温室をはじめ、テラスガーデンや植物館、芝生園などを備えた洋風庭園。温室では一年を通して熱帯・亜熱帯の色鮮やかな花々やフルーツ、多種のハーブなどを見ることができる。

観賞大温室には熱帯植物を展示。温室は天候を問わず楽しめるのも魅力

熱帯果樹温室を彩るフルーツからは南国の香りが

園内にはレストランも

土日限定の「春のたけのこ薬膳カレー」1230円(サラダ、デザート、ハーブティー付き)※薬膳カレーは季節により内容が異なる

茨城県水戸市小吹町504
TEL:029-243-9311
営業時間:9時~17時(最終入園16時)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
入園料:一般300円/小・中学生150円ほか
駐車場:350台(無料)

見上げれば梅の花咲く水戸の「権現さん」
水戸東照宮

紅白の梅とウグイスが描かれた見事な天井に気分も華やぐ

 水戸藩初代藩主徳川頼房公が家康公を祀る神社として1621年に創建。戦前には旧国宝に指定されていた社殿が戦災によって1945年に焼失してしまい、1962年に再建されている。

街中の高台にあり、地元では親しみを込めて「権現さん」と呼ばれている

頼房公により奉納された青銅の銅造灯篭

十八封(18ポンド)カノン砲の復元品が境内に展示されている

茨城県水戸市宮町2-5-13
TEL:029-221-3784
営業時間:開門6時~17時、社務所受付8時30分~17時
定休日・料金:参拝自由
駐車場:30台(無料)

水戸みやげにオススメ! 伝統の味わい「水戸の梅」
木村屋本店

「うぐいすかのこ」200円(左)と、ピンクの色彩がかわいい「錦玉」250円(右)

 江戸末期の1860年に創業した和菓子の老舗。こしあんを求肥で包みシソの葉で巻いた銘菓「水戸の梅」は逸品。戦前の建物を再現して1952年に建造された現店舗の趣もいい。

和菓子職人の技を受け継ぐ6代目(左)

昔ながらのたたずまいがすてきな店舗外観

看板商品の「水戸の梅」1個120円。蜜漬けしたシソの葉は、太い葉脈を一つ一つ丁寧に取り除いている

茨城県水戸市南町1-2-21
TEL:029-221-3418
営業時間:9時30分~17時45分(土曜・祝日は~17時30分)
定休日:日曜日 ※観梅の時期など年間行事による不定休あり
駐車場:なし(近隣の有料駐車場を利用)

北関東道 笠間PA(集約)

  SA・PAで地元商品をチェックするのも旅の楽しみの一つ。今回は北関東道・笠間PA(集約)の素朴なお菓子と伝統の工芸品を紹介!

「笠間焼 納豆鉢」1320円~(1個)

 水戸の名物、納豆の旨味を引き出すため生まれた作品。笠間焼の器でしっかりかき混ぜてフワフワの納豆に。

「ほしいも屋さんのほしいもせんべい」756円(12枚入り)

 茨城県産の干しイモを生地に練り込んだ煎餅。素材の優しい甘味とサクサクの食感がクセになるおいしさ。

■北関東道 笠間PA(集約)
TEL:0296-70-1250
MAP:P22-D-2

※消費税率引き上げおよび軽減税率制度の導入に伴い、持ち帰ることも店内で飲食することも可能な商品は、「店内飲食」「持ち帰り」のいずれかで税率が異なります。詳しくは現地スタッフへお尋ねください。
※掲載の情報は2023年1月時点のものです。メニュー・商品の内容や取り扱い、営業時間に変更がある場合があります。
※おでかけの際は事前に体温を測定し、体調不良等がある場合は外出を控えてください。 ※マスク着用など感染拡大防止にご協力ください。

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