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足利市出身の洋画家・川島理一郎の画業をたどる。栃木県立美術館、企画展「川島理一郎展 ―― 描くことは即ち見ること」4月15日から【東北自動車道 鹿沼ICから約8km】

2023年04月11日 16時00分更新

 栃木県宇都宮市の栃木県立美術館では、企画展「川島理一郎展 ―― 描くことは即ち見ること」を4月15日~6月18日の期間に開催する。

 足利市出身の画家・川島理一郎の没後50年をむかえ、その画業を顕彰する回顧展を開催。川島は若くしてアメリカに渡って美術を学び、フランスをはじめとするヨーロッパやアジア諸国、日本国内を旅して制作をした。近代美術が新たに展開した20世紀初めのパリで、画家や文化人らと広い交友関係を結び、自身のスタイルを確立していく。

 一方で川島は優れた装飾感覚を発揮して、資生堂意匠部の嘱託員を務めるなどデザインの分野でも活躍した。日本に帰国後は、「金曜会」という批評の場を主宰し若い画家たちを育て、国画会や日展、新世紀展などを中心に作品を発表し、画壇での影響力も持っていた。

 本展では、色彩豊かな滞欧期の作品から装飾図案、晩年ののびやかな抽象画を紹介し、川島の画業をたどる。

企画展「川島理一郎展 ―― 描くことは即ち見ること」
会場:栃木県立美術館 企画展示室
期間:4月15日~6月18日
休館日:月曜日
時間:9時30分から17時(入館は16時30分まで)
料金:一般 900円、大高生 600円、中学生以下無料
住所:栃木県宇都宮市桜4-2-7
TEL:028-621-3566

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。

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