4月22日～7月2日開催

大正時代に人々を魅了した作家たちの作品が揃い踏み！　企画展「乙女デザイン －大正イマジュリィの世界－」【秋田自動車道 秋田中央ICから5km】

　秋田県立美術館では4月22日～7月2日の期間、企画展「乙女デザイン －大正イマジュリィの世界－」を開催する。

　イマジュリィ（imagerie）とは、イメージ図像を意味するフランス語であり、装幀、挿絵、ポスター、絵はがき、広告、漫画など大衆的な複製としての印刷・版画の総称のこと。

　マスメディアの発達や印刷技術の進歩により、多彩な大衆文化が花開いた大正～昭和初期。さまざまな書籍や印刷物のイマジュリィが人気作家によって描かれ、人々の心を魅了した。

　この時代のイマジュリィは、現代のデザインやイラストレーションの原点であるとともに、レトロでノスタルジックな大正ロマンの雰囲気を感じさせるアートとして現在も幅広い世代に愛好されている。

　本展では、アール・ヌーヴォー様式の橋口五葉、アール・デコに取り組んだ杉浦非水や小林かいち、少女趣味の高畠華宵、抒情的な乙女像で一世を風靡した竹久夢二、そして秋田出身の橘小夢など、大正イマジュリィを生み出した作家たちを紹介。

　今の時代に見てもおしゃれでかわいい、魅力的な大正イマジュリィの世界を楽しんではいかがだろうか。

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