茂木本家美術館では5月17日~7月2日の期間、「北斎の冨嶽三十六景―赤と青―」展を開催する。
本展で展示する「冨嶽三十六景」は、葛飾北斎(1760~1849)によって描かれた富士山を題材とする浮世絵で、北斎の代表作ともいえるシリーズ。
世界的名作で“Big Wave”として知られ、新千円札のデザインになる「神奈川沖浪裏」、通称「赤富士」と呼ばれる「凱風快晴」、「黒富士」と呼ばれる「山下白雨」の3図は、三役とよばれ、本シリーズのなかでもとりわけ芸術性の高い作品として評価されているという。
本展ではこの3図のほか、現存する図は7点しか確認されていない「青富士」と呼ばれる「凱風快晴」の藍摺版も展示。今回は「赤富士」と「青富士」を見比べて観賞できる貴重なチャンスだとしている。
北斎の冨嶽三十六景―赤と青―展
期間:5月17日~7月2日開館時間:10時~17時(入館は16時まで)
休館日:月曜日、火曜日(夏期・冬期休館期間あり
※来館は予約制
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。 またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。
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