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魅力的なユーモアあふれる独自の世界を楽しむ 新潟県立近代美術館にて「望郷の画家 橋本龍美展 —神も、庶民も、バケモノも」6月4日まで開催中【関越自動車道 長岡ICから約5km】

2023年05月19日 17時15分更新

 新潟県立近代美術館は6月4日まで、「望郷の画家 橋本龍美展 —神も、庶民も、バケモノも」を開催中。

 橋本龍美(1928~2016/本名誠吉)は、加茂市出身の日本画家。独学により画家を志した龍美は、新制作協会の日本画部に出品、やがてその独特の画風により受賞を重ね、中央画壇に躍り出る。「新世代の登場」と高い評価を得た背景には、幼い頃に体験した、夜噺に登場する魑魅魍魎たちや、加茂祭の賑わいと興奮があったという。

 創画会の創立会員になってからも、龍美は夜を跋扈する妖怪たちをユーモラスに描き、そして次第に懐かしい故郷の自然とそこに暮らす人々の姿も描くようになった。その根っこはすべて幼い時代の原風景であり、さらにそこには森羅万象に神が宿るという日本古来の宗教観が存在するものと思われる。

 本展示会は、平成28年に亡くなった橋本龍美の没後初めてという大規模な回顧展。画業を振り返り、「異色の作家」と呼ばれた橋本龍美が描く、魅力的なユーモアあふれる独自の世界を楽しめるという。

望郷の画家 橋本龍美展 —神も、庶民も、バケモノも
会期:6月4日まで
開催時間:9時~17時
休館日:月曜日
観覧料
 一般:1200円(1000円)/大学・高校生:1000円(800円)
※中学生以下は無料 
※( )内は有料20名以上の団体料金 
※大学・高校生は学生証を提示のこと 
※障がい者手帳を持つ人は免除となる(手帳を提示のこと)
イベント情報:https://kinbi.pref.niigata.lg.jp/tenran/kikakuten/kkk_kaisaichu/

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。

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