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北海道本島の最北端へ! 夏を楽しむ道北ドライブ

2023年06月21日 15時00分更新

 「日本最北端の地の碑」が立つ宗谷岬を目指して、魅力いっぱいの道北エリアをドライブ。温泉郷で味わうエゾシカ肉ジンギスカンや酪農家のジェラートなど、名物グルメも楽しもう!

夏の陽気に誘われて道北へロングドライブ

 行楽シーズン真っ盛りの今回のおでかけは、足を延ばして道北へ。留萌ICから日本海沿いを北上し、まずは「幌延(ほろのべ)町トナカイ観光牧場」で、穏やかなトナカイたちとの触れ合いを満喫。昼食は豊富(とよとみ)温泉郷へ向かい、入浴施設に併設された「ふれあいセンター食堂『味彩(あじさい)』」のエゾシカ肉ジンギスカンを味わおう。食後のデザートは「工房レティエ」で、自家牧場産生乳を使ったジェラートをパクリ。そこから稚内方面へ車を走らせ、「稚内副港市場」でご当地みやげを手に入れたら、最終目的地の「宗谷(そうや)岬」へ。最果てのロマンを感じる景色を眺めて、道北ドライブを締めくくろう。

おとなしくて穏やかなトナカイたちと触れ合おう!
幌延町トナカイ観光牧場

人懐っこいトナカイたち。22年生まれの白いトナカイ「はるひ」(写真中央)もすくすく成長中

 日本で唯一のトナカイに特化した観光牧場。およそ7万6000平方メートルの放牧場で、およそ40頭のトナカイがのんびり暮らしている。管理棟には、合鴨肉料理やラーメンが人気の「レストラン ポロ」を併設。

エサやり体験(1カップ 200円)も楽しめる

隣接のノースガーデンでは、6月下旬~7月中旬に「幻の青いケシ」と呼ばれるブルーポピーが見られる

売店では「合鴨ジンギスカン」(モモ 750円)など特産品を販売

住所:幌延町北進398
電話:1632-5-2050
営業時間:9時~17時
     レストランはランチ11時~14時(LO)、喫茶14時~16時(LO)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)
    レストランは月曜・火曜(月曜が祝日の場合は火曜・水曜)
    ※8月以降変更の可能性あり
席数:39席(レストラン)
入場料:無料
駐車場:40台(無料)

泉質自慢の日帰り温泉で味わうエゾシカ肉の絶品ジンギスカン!
ふれあいセンター食堂「味彩」

肉200gにシカ肉ソーセージ2本と野菜が付く「えぞ鹿ジンギスカン」(ライスなし 840円/ライス付き 990円)

 豊富温泉郷の町営入浴施設「ふれあいセンター」内の食事処。町内で加工されたエゾシカ肉のジンギスカンが名物で、クセのない奥深い旨味が堪能できる。名湯の誉れ高い温泉も試してみて!

エゾシカ肉の力強い旨味と食感が、ねっとり濃厚なカレーとマッチする「濃厚中辛鹿カレー」(680円)もおすすめ

豊富温泉は油分を含んだ独特な泉質で、美肌の湯として有名

食堂のみの利用も可。

全国から湯治客が訪れる

住所:豊富町温泉
電話:0162-82-1777(ふれあいセンター)
営業時間:食堂11時~14時(土曜・日曜・祝日は~15時)
     16時~20時(LO各30分前)、入浴10時~21時(最終入館20時30分)
定休日:火曜(祝日の場合は翌日)
席数:32席
入浴料::中学生以上 510円、65歳以上 300円、小学生 250円、未就学児無料ほか
駐車場:45台(無料)

原料からこだわり抜いた酪農家ならではのアイス&チーズ
工房レティエ

ジェラート(シングル 380円、ダブル 430円など)と、ジェラートを急速冷凍させたカップアイス1個350円

 放牧メインで大切に育てた乳牛の生乳を使い、完全無添加のアイスやチーズを製造。カフェスペースもあり、素材のよさを引き出したすっきり雑味のないジェラートや、自家製チーズのピザが味わえる。

「3種のチーズピザ」(1200円)

「モッツァレラ」(左手前/100g 450円)など5種のナチュラルチーズを販売

チーズ工房に併設されたカフェ&ショップスペース

オーナー制(1口 1万円/およそ3kg)で、敷地内で飼育するホエー豚の販売も行っている

住所:豊富町福永
電話:0162-82-1300
営業時間:10時~15時
定休日:火曜(1~2月は店舗休業)
席数:22席
駐車場:10台(無料)

グルメや温泉、地元の名産品稚内の魅力が詰まった一大施設
稚内副港市場

活カニや旬の魚介の刺身、干物をはじめ、民芸品や北海道銘菓などもそろう魚常明田鮮魚店

 新鮮魚介やご当地みやげが並ぶ市場に天然温泉の入浴施設、歴史を伝える記念館などが入る複合施設。稚内名物のチャーメンが味わえる食堂や海鮮丼専門店などグルメも豊富にそろい、さまざまな楽しみ方ができる。

海鮮丼専門店魚常の「魚常海鮮丼」(1500円)

港を一望するヤムワッカナイ温泉「港のゆ」の露天風呂

稚内市樺太記念館ではおよそ2000点に及ぶ貴重な資料で、明治以降の樺太と、そこに生きた人々の姿を紹介

国道40号沿いに立つ

住所:稚内市港1-6-28
電話:0162-29-0829(稚内副港市場共用施設管理組合、ほか施設・店舗により異なる)
営業時間:8時~22時(施設・店舗により異なる)
定休日:なし(施設・店舗により異なる)
入浴料(港のゆ):高校生以上 680円、小中学生 300円、未就学児 100円ほか
駐車場:150台(無料)

最果てのロマンを感じる稚内随一の観光名所へ
宗谷岬

中央部に北を表す「N」のオブジェがレイアウトされた「日本最北端の地の碑」は、記念撮影の人気スポット

 北緯45度31分22秒に位置する、北海道本島最北端の岬。先端に「日本最北端の地の碑」が立ち、晴れた日にはサハリンの島影を遠望できる。一帯は公園として整備され、雄大な景色を眺めながらのんびり過ごせる。

背後の高台には旧海軍の望楼や「あけぼの像」などがある

周辺にはフットパスコースが整備され、宗谷丘陵の絶景と共に散策が楽しめる

水平線に太陽が沈む夕景も美しい

江戸時代後期に宗谷から樺太へ渡り、樺太が島であることを確認した間宮林蔵の立像

住所:稚内市宗谷岬
電話:0162-24-1216(稚内観光協会)
定休日:見学自由
駐車場:72台(無料)

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