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軽井沢絵本の森美術館にて「アメリカ絵本の魅力」開催【上信越自動車道 碓氷軽井沢ICから9.5km】

2023年10月06日 15時15分更新

ジェシー・ウィルコックス・スミス画「クリスマスの前の晩 Twas the Night Before Christmas」(1912年)

 軽井沢絵本の森美術館は10月13日~2024年1月8日の期間、2023 秋冬展「アメリカ絵本の魅力」を開催する。

 アメリカの絵本には、読み手の好奇心を誘う「冒険心」や、かつてのアメリカの素朴な情景を描く「郷愁」といった魅力が見られる。絵本の歴史をたどると子供向けの挿絵本の時代にたどり着き、アメリカでは「ロビンフッドのゆかいな冒険」(1883年)のハワード・パイルが挿絵本界を牽引した。そして「アメリカで最も愛された画家」と呼ばれるジェシー・ウィルコックス・スミスをはじめ、アメリカ絵本の草創期を築く画家らを輩出する。挿絵本の時代を経て「100 まんびきのねこ」(1928年)のワンダ・ガアグや、「かもさんおとおり」(1941年)のロバート・マックロスキーを中心とするアメリカ絵本の開花期が始まり、この時期からアメリカ絵本の個性が色濃く出るようになった。

 本展では、ドナルド・クリューズ「はしれ!かもつたちのぎょうれつ」(1978年)、マーシャ・ブラウン「影ぼっこ」(1982年)、アリス&マーティン・プロヴェンセン「パパの大飛行」(1983年)といった受賞作の原画を中心に、戦後以降のアメリカ絵本の黄金時代に迫る。

 あわせて、もっとも優れた絵本に与えられる「コールデコット賞」の由来となる「現代絵本の父」ランドルフ・コールデコットの絵本の魅力に触れるほか、ミニ特集としてアメリカ児童文学を代表するファンタジー「オズの魔法使い」シリーズを紹介。本作登場のキャラクター「かぼちゃのジャック」と絡めたフォトスポットが登場する。

2023 秋冬展「アメリカ絵本の魅力」
開催期間:10月13日〜2024年1月8日
休館日
 10月・11月:火曜日
 12月:火~金曜日(12月27日~12月31日は開館)
 1月:1月1日、1月4日~1月5日
 ※1月9日〜3月8日までは冬期休館
開館時間
 10月:9時30分~17時
 11月~1月:10時~16時
 ※最終入館は閉館の30分前
入場料金
・軽井沢絵本の森美術館/ピクチャレスク・ガーデン単館の場合
  大人950円/中高生600円/小学生450円 
・エルツおもちゃ博物館・軽井沢との2館共通セット券の場合
  大人1400円/中高生900円/小学生650円 
※小学生未満無料
※小学生以下の入館には保護者の同伴が必要
※障がい者割引あり
※本展には一部撮影可能な作品がある(撮影禁止の作品の撮影、SNS等への画像の投稿は遠慮のこと)
イベント情報:https://museen.org/ehon/exhibition

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。

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