北海道立三岸好太郎美術館では12月5日まで、三岸好太郎生誕120年・美術館新館開館40年「三岸好太郎再発見!」を開催中。
札幌生まれの三岸好太郎(1903~1934)は、画家となることを目指して、18歳の年に上京。美術界の新しい動向を貪欲に摂取し、目まぐるしく作風を変遷させながら、画家として頭角を現した。
31歳の若さで夭折し、その画業は10年ほどの短いものだったが、近代感覚にあふれた清新なイメージの世界を切り開き、日本の近代洋画史に忘れることのできない足跡を残したという。
今年は、三岸好太郎生誕120年、そして新館開館40年の節目に当たる。日本の1920年代から30年代にかけての先鋭的画家のひとりとして位置づけられる三岸好太郎。本展は、その画業と作品をこの機会に見つめ直し、その芸術の特質を丁寧に振り返るものとなっている。
なお、あわせて「もっと知りたい三岸アトリエ」を開催。三岸アトリエの3つの個性的な造形要素である「赤い扉」「青い窓枠」「スパイラルの階段」に焦点を当てて紹介する。
三岸好太郎再発見!
会期:12月5日まで
観覧料:一般700(600)円 高大生400(300)円 小中生300(200)円
※( )内は前売および10名以上の団体料金
※リピーター割引等あり(詳細は問い合わせ)
開館時間:9時30分~17時(入場は16時30分まで)
休館日:年末年始/展示替えのため臨時休館あり
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。 またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。
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