長野県長野市の水野美術館は2月10日〜3月24日の期間、水野コレクション「時をとらえる ―大観の朝焼け、春草の夕暮れ」を開催する。
輝く朝日、暮れていく空、四季折々の情景など、移ろう時の中から画家がとらえた一瞬の光景を、作品を通して見ることができる。
たとえば、横山大観「朝輝」に描かれているのは、真っ赤な太陽が山々を照らし始める朝の風景。その鮮やかで力強い輝きには、還暦を過ぎてもなお創作意欲を燃やし続けた大観の信念が表れているという。また、菱田春草「夕の森」には、空が茜色に染まる黄昏時の情景が広がる。薄暗く霞んでいく空の色は、ぼかしを活かした独自の表現であり、春草の豊かな感性を伝えている。
本展を通じて、画家たちがとらえた「時」を探るとともに、そこに現れる画家たちの個性を楽しんではいかがだろうか。
水野コレクション 時をとらえる ―大観の朝焼け、春草の夕暮れ
場所:水野美術館
住所:長野県長野市若里6-2-20
期間:2月10日〜3月24日
時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
休館日:毎週月曜日(2月12日は開館、2月13日は振替休館)
入館料:一般1000円、中高生600円、小学生300円
※20人以上の団体は各100円引き
※小中学生が授業の一環として利用する場合は無料
※小中学生は、毎週土曜日は無料
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を持つ人と、付添1人は半額(要手帳提示)
※着物で来館の人は半額
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。 またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。
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