青森県・大鰐町の温泉旅館「界 津軽」は8月31日までの期間、大浴場の「かまくら露天風呂」に面する水庭に「黒石いろどりねぷた灯篭」を設える。
津軽地方の伝統的な祭り「ねぷた祭り」は、少子化によるコミュニティの減少や後継者不足などの社会的影響を受け、徐々に規模が縮小しつつある。実際に町の中を練り歩いた「黒石ねぷた」の実物を灯篭に再活用することで、美しく伝統的なねぷた祭りの文化を発信し、ねぷた絵師や地域の応援、また、縮小しつつある津軽地方のねぷた祭りの認知度を高めたい、という想いを込めて実施したという。
黒石いろどりねぷた灯篭は、手作り雑貨体験工房IRODORI(黒石市)の協力のもと、界 津軽スタッフ自ら絵柄を選び、切り出したものを使用。かまくら露天風呂に面する水庭に浮かぶ黒石いろどりねぷた灯篭は、実際に祭りで使われた黒石ねぷたを切り出したもので作られている。
水庭に浮かぶ灯篭の灯りは幻想的に水面を照らし、津軽地方のねぷたの起源とされる、眠気を祓い無病息災を願って灯篭を川に流す文化「眠り流し(ねむりながし)」の光景を思わせる。
黒石いろどりねぷた灯籠
期間:6月20日~8月31日
時間:15時~24時/翌朝5時~11時
ライトアップ時間:17時~24時
料金:無料
場所:津軽かまくら露天風呂 水庭
予約:不要 (宿泊者限定)
イベント情報:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaitsugaru/activities/14292/
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