千葉県立中央博物館は9月29日まで、特別展「万祝博覧会―海をまとう―」を開催中。
背と裾に吉祥の絵柄や大漁の様子が描かれた漁師の祝い着「万祝(まいわい)」は、江戸時代後期の房総半島で発祥したといわれ、その後大漁などの祝儀として船主から船子や親類縁者へ衣装を贈る文化が東日本の太平洋沿岸に広まった。その図柄には地域ごとの特色が色濃く表れているという。
本展では、「様々な視点から万祝を紹介する」をコンセプトに、漁師の文化だけではなく、デザインや染色技術、伝統工芸と地域文化の継承など、多方面から万祝を取り上げ、海とともに生きる房総の人々の文化・歴史の魅力を紹介する。
万祝シンポジウム「色々な万祝、これからの万祝」(8月17日、要事前申込)や講演会「未来につなぐ工芸品~後継者育成の今と未来~」(8月31日、要事前申込)が開催されるほか、万祝の着用体験や染物体験など、体験・ワークショップも多数開催する。
特別展 万祝博覧会―海をまとう―
会期:~9月29日
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
※ただし、8月5日、13日、19日は開館
※休館日等は変更となることがある
開館時間:9時~16時30分(入館は16時まで)
会場:千葉県立中央博物館(千葉県千葉市中央区青葉町955-2)
第1企画展示室、第2企画展示室
入館料:一般800円(640円)/高校生・大学生400円(320円)
※( )内は団体料金(20名以上)
※次の人は無料:中学生以下・65歳以上(年齢を示すものを提示のこと)・障がい者手帳等を持つ人(手帳もしくは手帳アプリを提示のこと)とその介護者1人
イベント情報:https://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/exhibition/events/maiwai_2024/
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。
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