双葉町にて震災後初の大規模花火大会「双葉花火」9月28日開催【常磐自動車道 常磐双葉ICから約6.5km】

花火大会のイメージ。中央下の建物が東日本大震災・原子力災害伝承館（NPO法人県クリエイターズ協会提供）

　福島県双葉郡双葉町にて9月28日、震災後初めてとなる大規模花火大会「福島から世界へ  花火が織りなす平和のシンフォニー『双葉花火』」が開催される。

　音楽に合わせて花火を打ち上げるミュージックスターマインや、絵本「きぼうのとり」の朗読に合わせた特別な花火など合計およそ5000発（最大打上号数1尺玉）を、福島県内の花火師たちが協力し、70分程度で打ち上げる。

　日中はインバウンド観光客向けに、日本の食や文化、伝統を楽しめる企画の実施が予定されており、福島煙火（えんか）協会は震災の風評と風化の払拭と、福島の今と魅力を体験できる双葉地方の新たな観光資源として、継続開催を目指す。

　会場の観覧席を有料とすることで、花火大会でたびたび問題視される観覧場所の確保、トイレ、混雑等の問題の解決を目指し快適な花火観覧環境を提供。全席有料席で自由席・プレミアム席などを用意。また、双葉町の町民グラウンド、浪江町の請戸漁港に無料駐車場を設け、会場までシャトルバスを運行する。

東日本大震災・原子力災害伝承館の屋上をプレミアム席としてチケットを用意

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