津波でできた湿地で生きる絶滅危惧種 自然観察会「希少な水草を観察しよう!」岩手県立高田松原津波復興祈念公園にて9月15日開催【三陸沿岸道路 陸前高田長部ICから約4.5km】
岩手県立高田松原津波復興祈念公園にて9月15日、自然観察会「希少な水草を観察しよう!」が開催される。
東日本大震災の津波により、えぐられてでききた湿地で確認された「ミズアオイ」。この場所が復興工事により造成されることとなったため、土壌を仮移植したところ、イトクズモなど希少な水草が確認された。公園整備にあたり、これらの水草を保全するために準備された湿地環境が「水生植物プール」。
観察会では、ミズアオイやサガミトリゲモなど、岩手県の絶滅危惧種に指定されている種を中心に観察する。岩手県立大学の島田直明先生を講師に迎え、まず水生植物プールができた経緯などが説明され、次に池の縁からミズアオイなど花を咲かせているものを中心に観察し、水中に生えるトリゲモ類を確認。最後に、観察用のバットにあらかじめ用意したトリゲモ類を詳細に観察する。
自然観察会 希少な水草を観察しよう!
開催日:9月15日(小雨決行、荒天中止)
時間:10時~11時30分
場所:震災遺構 下宿定住促進住宅 水生植物プール
集合:震災遺構 下宿定住促進住宅 駐車場
対象:小学生以上(小学生は保護者同伴)
参加費:無料
受付:事前受付(先着20名)
申込:電話にて申込(9月11日締切)
問い合わせ:岩手県立高田松原津波復興祈念公園管理事務所
TEL0192-22-8560
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