長野県長野市の水野美術館は10月12日より、「水野コレクション『絵でよむ歌と物語の世界』」を開催する。
季節ごとの草花や美しい景観を詠んだ和歌、あるいは神話や歴史を伝える物語は、古くから人々の間で親しまれてきた。本展では、こうした古典の歌・物語を題材にした作品をはじめ、それらを連想させる近現代の日本画を紹介する。
有名な歌枕の地を描いた横山大観・下村観山「三保松原・三保富士」や、日本神話の八岐大蛇伝説に取材した菱田春草「稲田姫(奇縁)」、風雅な遊びや装いを楽しむ池田蕉園「貝あはせ」や菊池契月「花之秋」などを展示。このほか、華やかな春秋の花鳥が典雅な和歌の世界を思い起こさせる池上秀畝「桜に雉子・紅葉鴛鴦」も初公開。
11月9日には学芸員によるギャラリートークも実施する(申し込み不要・無料)。
水野コレクション「絵でよむ歌と物語の世界」
開催期間:10月12日〜12月8日
休館日:毎週月曜日(10月14日、11月4日は開館、10月15日、11月5日は振替休館)
開館時間
10月31日まで:9時30分 ~17時30分(入館は17時まで)
11月1日から:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
入館料:一般1000円/中高生600円/小学生300円
※20名以上の団体は各100円引き
※小中学生が授業の一環として利用する場合は無料
※小中学生は、毎週土曜日は無料
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を持つ人と付添1名は半額(要手帳提示)
※着物で来館した人は半額
イベント情報:https://mizuno-museum.jp/exhibition/2024_10_exhibition/
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
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