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芸術の秋を満喫 アートな城下町・松本を歩く

2021年10月20日 15時00分更新

街を丸ごとアート空間として体感してもらおうという試み「松本まちなかアートプロジェクト」が進行中の文教都市・松本。散歩がてら気になるスポットに立ち寄ってみよう!

城から現代アートまで、新旧のカルチャーと出会う

パルコ de 美術館大曽根俊輔「麒麟ガンバ」

 城下町には都市生活を支えるための多様な職人文化が育つ。そんなクラフトの街 ・ 松本は今でも文化の発信地。まずは 「国宝松本城」に直行し、天守から市街を眺めてみよう。先人の知恵や工夫を学んだら、いっきにタイムスリップ。現代アーティストの作品が展示された期間限定の「パルコde美術館」は、壁や床までピンクや水玉にするなど、空間演出を含めて見ものだ。昼は「野麦」で地粉を使った手打ちそばに舌鼓。ビジュアル本充実のカフェ栞日」でひと休みしたら、白壁土蔵の商家がつらなる中町通り、「松本民芸家具・中央民芸ショールーム」へ。使うほどに味が出る一点モノの家具は一見の価値あり。

五重六階の天守としては現存する日本最古の城
国宝 松本城

紅葉時の松本城と内堀。四季折々に美しい

 戦国時代末期に造られた天守群と、江戸時代初期に造られた月見櫓など5棟(国宝)からなる「連結複合式天守」。高さ29.4mの大天守を筆頭に、随所に見られる築城技術や鉄砲蔵など見どころが多い。

復元された太鼓門。敵兵に石を落とす石落、鉄砲や矢を放つための狭間も備える

天守の展望窓から見た本丸庭園と松本市街

住所:長野県松本市丸の内4-1
   TEL0263-32-2902
営業時間:8時30分~17時(最終入場16時30分、GW、夏季延長あり)
休日  :12月29日~31日
入場料 :高校生以上700円、小・中学生300円、未就学児無料
駐車場 :なし(近隣の有料駐車場を利用)

総勢12名の現代作家が競演! 8ヵ月限定の特別なアート空間
パルコde美術館

松本市在住の彫刻家・大曽根俊輔「コウテイペンギン」。乾漆技法を用いて動物園にすむものたちを再現

 地元松本市出身の前衛芸術家・草間彌生をはじめ、彫刻、写真、漆芸などさまざまなジャンルの作品を松本市美術館がプロデュース。2022年2月28日までを4期間に分け、期間ごとに展示替えを行なう。

ショップではポーチなど関連グッズも販売

松本市出身の彫刻家・飯沼英樹「Rottenbuch」。ファッション誌にインスピレーションを得て木彫に彩色した女性像は独特の世界観

世界的名声を誇る草間彌生「大いなる巨大な南瓜」。見せ方も意識した空間づくりがなされている
©YAYOI KUSAMA

住所:長野県松本市中央1-10-30 松本パルコ6F、屋上
   TEL0263-35-1200
営業時間:10時~18時(最終入場17時30分)
休日  :水曜(祝日の場合は翌日)※展示替え休あり
料金  :高校生以上500円、中学生以下無料
駐車場 :なし(近隣の有料駐車場を利用)

北アルプスの伏流水で仕込む辰野産玄そば使用の9割そば
野麦

「ざるそば」1人前1150円。オリジナルのそばざるは松本の伝統工芸「みすず細工」(網代編にした竹細工)だったが、職人が途絶えたため、現在は戸隠の職人さんに依頼 

 玄そばは標高800mに位置する辰野町小野地区産。主人自ら指定の種を農家に配り、収穫分は全量引き取るという徹底ぶりだ。地元大久保醸造の3種の醤油をブレンドして辛口に仕上げたツユが、喉越しのいい極細切りのそばによく合う。

民芸調の店内で石臼びきの手打ちそばを。11月中旬ごろからは温かい「かけそば」もある

細い路地にひっそりと立つ

店内にある器は花器も含めて三重の窯元のもの

住所:長野県松本市中央2-9-11
   TEL0263-36-3753
営業時間:11時30分~14時、土日祝~15時(売り切れ次第閉店)
休日  :火曜・水曜(祝日の場合は営業)
席数  :12席(禁煙)
駐車場 :なし(近隣の有料駐車場を利用)

思わず長居したくなる「ぼっち」に優しいブックカフェ
栞日

おしゃべりする人もほとんどいない静寂の中、お気に入りの本を見つけて、ゆったりとした時を過ごせる

 主人いわく「本屋であり喫茶」。2階には一般の流通ルートには乗らない小規模出版の本を置く。自由に読むことができ、販売もしている。ほとんどが一人客で、思い思いの使い方ができるのが魅力だ。

壁一面にディスプレーされたビジュアル系雑誌や小品まで800タイトルを用意

1階で焼き上げる全粒粉使用の「プレーンスコーン」(300円)、京都から取り寄せるオリジナルブレンドを使った「カフェオレ」(550円)も美味

住所:長野県松本市深志3-7-8
   TEL0263-50-5967
営業時間:7時~20時
休日  :水曜日
席数  :12席(禁煙)
駐車場 :10台(無料)

松本の「民藝運動」を支えた 一生モノの家具を展示販売
松本民芸家具・中央民芸ショールーム

松本民芸家具を代表する特徴的な装飾を用いた「W型ロッキングチェア」(19万5800円)

 ミズメザクラ、ケヤキ、ナラなどの無垢材を用い、椅子、机、食器棚などを職人が手作り。和洋の空間いずれにも溶け込むデザインは使い続けてこそ生きる。特注も可能だ。

松本のメインストリート、中町通り中ほどにあるなまこ壁の商家建築

およそ400点の自社製品のほか、「用の美」を感じるティーカップ(3300円)なども販売

住所:長野県松本市中央3-2-12
   TEL0263-33-5760
営業時間:9時30分~17時50分
休日  :12月30日~2022年1月4日
駐車場 :なし(近隣の有料駐車場を利用)

SA・PA Break Time
長野道 姨捨SA(上り)

 SA・PAで地元商品をチェックするのも旅の楽しみのひとつ。今回は長野道・姨捨SA上り線の人気商品をピックアップ!

おばすて味噌蔵ぱん 540円(310g)

 地元の味噌蔵「たかむら」の米こうじ味噌を練り込みふっくらと仕上げた。甘じょっぱい風味で日持ちもする。

杏仁クリームのロールケーキ 1370円(1本・冷凍)

 ほんのり香る杏仁クリームをスポンジと信州産アンズジャム、シュー生地で包んだ逸品。同SA上り限定商品だ。

TEL026-274-2981
マップ:P27-B-7

※消費税率引き上げおよび軽減税率制度の導入に伴い、持ち帰ることも店内で飲食することも可能な商品は、「店内飲食」「持ち帰り」のいずれかで税率が異なります。詳しくは現地スタッフへお尋ねください。

※掲載の情報は2021年9月時点のものです。メニュー・商品の内容や取り扱い、営業時間に変更がある場合があります。

※おでかけの際は事前に体温を測定し、体調不良等がある場合は外出を控えてください。

※マスク着用など感染拡大防止にご協力ください。

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