窯元が点在する焼物の里へ
江戸時代に藩の御用窯として発展した笠間焼。自由で縛りのない作風を求めて、今でも多くの作家が集まる笠間では、とことん器にこだわる旅を満喫したい。まずは陶芸体験が可能な「笠間工芸の丘」へ。実際に土に触れることで、器を見る目も変わることだろう。ランチは「Lunch and Cafeの陶之助+」へ。笠間焼の器で食べると料理もより味わい深く感じられる。歴史ある「笠間稲荷神社」では、参道歩きも楽しい。お土産にはやはり笠間焼を。「きらら館」ではキュートなネコ形の器が注目の的。最後は気軽な立ち寄り湯「笠間市いこいの家はなさか」でひと風呂浴びて帰路に就こう。
眺望抜群のテラスもある体験型の陶芸施設
笠間工芸の丘
笠間芸術の森公園内の丘陵地に立つ総合アート施設。笠間焼の作品が一堂に会するアートスペースやクラフトショップ、各種陶芸体験が可能な工房などが点在し、モノづくりの喜びを教えてくれる。
茨城県笠間市笠間2388-1
電話番号:0296-70-1313
営業時間:10時~17時、ロクロ体験10時15分~、13時~、15時~※(※㊏㊐:congratulations:のみ開催)
休日:㊊(:congratulations:・連休の場合は翌日)
料金:ロクロ体験2200円(所要80分、焼成代・送料別。体験後2か月ほどで発送)、フュージング体験2200円(所要60分、送料別。体験後3週間ほどで発送)
駐車場:170台(無料、期間により有料の場合あり)
素朴な風合いの器で手作りの料理をゆっくりと
Lunch and Cafe陶之助+
国道50号沿いに立ち、地場の食材、特に新鮮な野菜をふんだんに使った料理が味わえる店。ランチやデザートが供されるのはいずれも笠間焼の器で、素材本来の自然の色合いをより引き立ててくれる。
茨城県笠間市笠間4036
電話番号:0296-73-0577
営業時間11:30~16:00(LO15:00)、㊏㊐㊗~17:00(LO16:00)
休日:㊡㊎・第3㊍
席数:28席(禁煙)
駐車場:20台(無料)
宇迦之御魂命を祀る五穀豊穣の古社
笠間稲荷神社
社伝によれば651(白雉2)年創建と伝わるが、現在のように社殿が整えられたのは江戸時代中期以降という。本殿裏手には美術館もあり、中世を代表する古陶器を常設展示するほか、企画展も随時開催される。
茨城県笠間市笠間1
電話番号:0296-73-0001
営業時間:6:00~日没(時期により異なる)
休日:なし
料金:拝観無料、美術館(常設展)は大人300円、高校生・大学生200円、小・中学生100円
駐車場:115台(無料、期間により有料の場合あり
自社ブランドをはじめとした全国の陶芸作品を扱う専門店
きらら館
笠間焼・益子焼を中心に、全国の陶芸作家約700名の作品を展示販売。マンスリー展やギャラリー展など季節ごとに替わるディスプレイも見どころ。デザインと機能性を備えた笠間焼伝統工芸士の作品も手に入る。
茨城県笠間市笠間2258-1
電話番号:0296-72-3109
営業時間:10:00~17:00
休日:なし
駐車場:50台(無料)
季節に合わせた〝変わり湯〞も!常陸の山々を望む立ち寄り湯
笠間市いこいの家はなさか
涸沼川の程近くに位置する日帰り入浴施設。2か所ある大浴場には、人工温泉、泡湯、薬湯などがあり、共に露天風呂を併設。1週間ごとに男女が入れ替わる。大広間や貸切の個室も完備し、ゆっくり休むことができる。
茨城県笠間市橋爪586-4
電話番号:0296-77-5110
営業時間:9:00~21:00(入浴は~20:30)
休日:㊊(㊗の場合は翌日)
料金:中学生以上平日410円・休日510円、小学生300円、未就学児無料
駐車場:50台(無料)
ドライブの際にぜひ立ち寄りたいSA・PA。今回は北関東道・笠間PA(集約)からイチオシ商品をご紹介。
北関東道 笠間PA(集約)
電話番号:0296-70-1250
住所:P22-D-2
※消費税率引き上げおよび軽減税率制度の導入に伴い、持ち帰ることも店内で飲食することも可能な商品は、「店内飲食」「持ち帰り」のいずれかで税率が異なります。くわしくは現地スタッフへお尋ねください。
※この記事はハイウェイウォーカー4月号から転載したものです。内容や取り扱いに変更がある場合があります。
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