1990年代から躍動感あふれるスタイルで多くのミュージシャンを撮影してきた写真家・平間至の大規模な個展が、2025年1月11日から2月24日まで岩手県立美術館の企画展示室で開催される。この展示会は、彼の30年以上にわたる写真活動を振り返るもので、一世を風靡した初写真集『MOTOR DRIVE』から30周年、彼の写真館である平間写真館TOKYOの10周年を記念する形で企画されたものだ。
本展には、彼のキャリアの中で生み出された300点以上の作品が展示される。学生時代からの作品をはじめ、タワーレコードのキャンペーン「NO MUSIC, NO LIFE.」、CDや雑誌のために撮り下ろしたアーティスト写真や、ダンサー・田中泯を追い続けた〈場踊り〉など、それぞれのシリーズを通して、音楽と写真の密接な関係を感じる作品が並ぶ。その中には、平間自身が再興した平間写真館TOKYOで撮影された写真も含まれ、過去最大規模の展示となる。
展示期間中には、講師として平間至自身が登壇するアーティストトークや対談イベント、さらにワークショップなど多彩な関連イベントも開催される予定だ。これらのイベントは、平間の作品に触れながら、彼がどのように写真を通じて音楽の世界を具現化してきたのかを肌で感じる機会を提供する。
また、参加者には特典として、タワーレコード盛岡店とのコラボレーションによるオリジナルグッズの配布も行われる。タワーレコードのレシートやポイントカードを提示することで、特別なアイテムが手に入るチャンスもある。
興味を持った方は、ぜひこの機会に平間至の写真展を訪れ、音楽と写真が織り成す新しい表現に触れてみてほしい。
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