会津地方では、毎年12月から5月にかけて旬を迎えるイチゴが、福島県内や東京方面に出荷されている。中でも、宮袋いちご研究会を代表する大竹健一さんをはじめとした地元の生産者たちは、寒さの中で育った甘みたっぷりのイチゴを届けているという。
会津地方のイチゴは、じっくりと時間をかけ育てられ、しっかりした身と豊かな甘味が特徴だ。主な品種には、甘みと酸味のバランスが絶妙な「さちのか」、福島県育種の深い甘味が特徴の「ふくはる香」、そして20年ぶりの新品種「ゆうやけベリー」がある。これらのイチゴはビタミンCが豊富で、日常の食生活においても栄養価が高く支持されているという。
会津のイチゴは地元の洋食店「會津バル」や「リストランテ パパカルド」、カフェ「AdoriA 北出丸カフェ」などでさまざまなスイーツや料理として楽しむことができる。また、「ヨークベニマル」や「食品館ピボット」、「生活協同組合コープあいづ」といった店舗で購入可能だ。新鮮なうちに食べるのがベストだが、保存する際は重ならないようにし、冷蔵庫で保管することが推奨されている。
イチゴ好きにとって、会津地方はこの冬、訪れるべきスポットと言えるだろう。たくさんの品種と食べるスタイルを試し、寒い季節の楽しみとして贅沢なひとときを味わってみてはどうだろうか。
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