1月25日から4月6日まで、「インフルエンサー 北斎」と題した展覧会が開催される。入館料は大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、そして小学生未満は無料。
北斎はその卓越した技術で江戸時代に大きな影響を与え、櫛職人やキセル職人らの作品に「北斎風」が見られたという。そんな彼の作品は現代でも多くの人を魅了し続けている。今回の展覧会では、北斎が手がけた江戸時代のデザイン集のほかに、現代の職人たちが北斎作品を題材に制作した西陣織の帯や北斎小紋の反物、着物などが紹介される。
展示作品は、京都の西陣織あさぎ美術館、小紋屋高田勝、亀田富染工場、東京の久米繊維工業、宮城県気仙沼の気仙沼ニッティングといった各工房の職人により丹精込めて製作されたものだ。北斎の作品がどのように時を超えて再解釈され、現代でも生きつづけているのか、その可能性と未来への希望に焦点を当てている。
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