ランタンの灯りとともに、心温まる時間を過ごす

軽井沢の歴史ある教会で「サマーキャンドルナイト」開催！幻想的な光に包まれるひとときを体験しよう【上信越自動車道 碓氷軽井沢ICから約14km】

　2025年の夏、軽井沢の森が優しい光に包まれる。歴史ある軽井沢高原教会で8月1日から31日まで「サマーキャンドルナイト」が開催される。このイベントは、かつて軽井沢を拓いた宣教師たちのランタン風習を受け継ぐもの。参加者はランタンキャンドルが灯す幻想的な空間で、心温まるひとときを過ごすことができる。

　「サマーキャンドルナイト」では、「Moment（モーメント）」というテーマを掲げ、一瞬一瞬の大切さを体感するプログラムが用意されている。日曜日には、歌を通して時間の重要性を感じさせる「Feel This “Moment”」や、牧師による静かな語りが心に寄り添う「夏夜の礼拝」が行われる。また、月曜日から土曜日には、生演奏が夜の森に響く「音楽の時」が用意されており、訪れた人々の心を整えてくれるとのこと。

　特に注目したいのは、毎日開催される「ランタン散策」。手に持ったランタンの灯かりを頼りに、教会の森を自由にめぐることができる。これに加えて、大切なメッセージを手紙に書いて贈る「ことのはレター」も用意されており、大切な人への想いを形にすることができる。なお、一部の日程は抽選予約制となっているため、詳細については公式サイトの確認が必要である。

　星野エリアが主催するこのイベントは、過去に続く伝統を以て、多くの訪問者にとって忘れられないひとときを提供することだろう。参加者は、キャンドルの光に照らされる静かな森のなかで、日常を忘れ、今この瞬間を大切にする貴重な経験を味わうことができるだろう。