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千葉市美術館開館30周年記念: 浮世絵の奇跡を辿る「蔦屋重三郎と浮世絵のキセキ」展【京葉道路 貝塚ICから3km】

 江戸の名プロデューサーとその奇跡を体感できる展示会が、7月21日まで千葉市美術館で開催される。「江戸の名プロデューサー 蔦屋重三郎と浮世絵のキセキ」と題されたこの展覧会は、美術館の開館30周年を記念して開催され、入場料は一般1,500円、大学生1,000円、小・中学生、高校生は無料となる。

 千葉市美術館が贈るこの特別展では、蔦屋重三郎という江戸時代の版元に焦点を当て、多色摺の錦絵が花開いた時代を背景にした浮世絵の黄金期を紹介する。蔦屋重三郎は特に、喜多川歌麿や東洲斎写楽の作品を世に広めたことで知られる。その影響は、浮世絵が「世界のUkiyo-e」と認められるまでに及び、浮世絵版画界に驚くべき影響を与えた。

 本展は浮世絵の始祖とされる菱川師宣や、多色摺錦絵を創始した鈴木春信から歌川広重まで、著名な絵師たちの作品を網羅する。展示には、千葉市美術館誇る浮世絵コレクションの中から厳選された美人画や役者絵の名品が含まれており、芸術ファンを魅了すること間違いなしである。

 また、特筆すべきはナイトミュージアム割引で、金曜と土曜の18時以降は観覧料が半額となることだ。これによって、仕事帰りの人々も気軽に楽しむことができる。

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