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梅の香りに包まれる早春の水戸ドライブ!

2022年02月23日 17時00分更新

 例年2~3月に梅まつりが開催される水戸。旧水戸藩の藩校「弘道館」を中心に、地元グルメや景色も楽しむ早春散策へ。

梅の花をめでながら城下町の味と文化を堪能

 江戸時代、徳川御三家・水戸藩の城下町だった水戸。旧藩校「弘道館」はかつての水戸城三の丸にあり、周辺には住時の風情が残る。ここを起点に、「水戸の梅まつり」でにぎわう街をドライブしよう。ますは「弘道館」と併設の梅園を散策、お昼は「常陸秋そば」で評判の「蕎麦処みかわ」へ。具だくさんのけんちんそばで体を温めよう。「偕楽園」に程近い「茨城県立歴史館」では、原始時代から近現代までの歴史を学べるほか、特別館も開催中だ。市民憩いの場・千波湖畔に建つ「好文 cafe」でひと息入れたら、帰路は「五條製菓」に立ち寄りを。梅にちなんだユニークな和菓子を旅の思い出にしよう。

9代藩主・徳川斉昭が開いた日本最大規模の藩校
弘道館

ライトアップされた「正庁」

 水戸城三の丸に建てられた旧水戸藩の藩校。10.58haの敷地には、「正庁」(学校御殿)のほか、さまざまな校舎があり、藩士とその子弟が文武を学んでいた。国の特別史 跡で日本遺産にも認定されている

藩主の来館時など特別な行事にのみ開門した「正門」

茨城県水戸市三の丸1-6-29
TEL:029-231-4725(道東観光開発)
時間:9時~17時 
定休日:12月29日~31日
料金:入館料 高校生以上400円、小・中学生、満70歳以上200円、未就学児無料
駐車場:13台(無料)

偕楽園開園180年記念
第126回 水戸の梅まつり

 日本三名園の一つ「偕楽園」と「弘道館」を会場に開催される恒例の梅まつり。偕楽園には約100品種3,000本の梅があり、「早咲き」「中咲き」「遅咲き」と、種類によって開花の時期が異なるため、長期間にわたり楽しめる。

茨城県水戸市常磐町1-3-3
期間:2月11日~3月21日
TEL:029-224-0441(水戸観光コンベンション協会)
時間:6時~17時 好文亭は9時~
定休日:なし
料金:入園料高校生以上300円、小・中学生・満70歳以上150円、好文亭は別料金
駐車場:168台(偕楽園下駐車場、500円/日)ほか、近隣に駐車場あり

「常陸秋そば」をひきたて打ちたてで味わう
蕎麦処みかわ

10月中旬~3月中旬限定の「奥久慈しゃもけん ちんせいろ」1540円。「奥久慈しゃも」は味が濃く歯応えもいい

 秋に収穫した茨城産の玄そばを1年分仕入れて氷温貯蔵、その日使う分だけ石臼でひく。そば粉10割、つなぎ1の外と一そばは、味・香り、喉越し共に抜群だ。「奥久慈しゃも」など地元の食材も楽しみ。

そばの実入りの「そば味噌焼き」528円

そば粉のロールケーキとコーヒーの
「甘味セット」 682円

座敷席もある

レトロ調な内装の椅子席。パティシエールの夫人が作る日替りの甘味も味わいたい

茨城県水戸市松本町17-75
TEL:029-233-1311
時間:11時~15時、17時~21時(L.O20時)
定休日:木曜(祝日の場合は営業)、月1回連休あり
席数:41席(禁煙) 駐車場:30台(無料)

発掘資料など豊富な展示で茨城の成り立ちを学ぶ
茨城県立歴史館

屋外展示の「旧水海道小学校本館」。元は1881(明治14)年築の擬洋風建築で、移築時に復元された。見学無料

 県内の歴史に関する資料を一般に公開。原始時代から近現代にいたるまで、仏像などの美術工芸品も含めて展示され、興味深い。本館のほか、移築された江戸時代の農家建築や明治時代の洋風校舎があり、庭園散策も楽しい。

全面ガラス張りで開放的なミュージアムショップ&カフェ「ヒストリア」

県内の名店「サザコーヒー」が提供する「徳川将軍珈琲」は1杯450円

常設展では時代ごとに特徴的な資料展示がされわかりやすい

茨城県水戸市緑町2-1-15
TEL:029-225-4425
時間:9時30分~17時(入館~16時30分)、庭園6時~19時)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)
料金:入館料 大人160円、大学生・満70歳以上80円、高校生以下無料、企画 展・特別展は別料金
駐車場:124台(無料)

特別展
華麗なる明治-宮廷文化のエッセンス-

 明治時代、日本の宮廷では欧米の文物を積極的に取り入れ、清新で華麗な文化が開花した。本展では明治時代の皇室の活動を中心に、宮廷を彩った華やかな文化、それを支えた茨城ゆかりの人々など、貴重な史料を通じて紹介する。

期間:2月19日~4月10日
料金:特別展 大人610円、満70歳以上300円、大学生320円、高校生以下無料
※3月3日は満70歳以上無料

千波湖を一望するカフェレストラン
好文 cafe

「偕楽園」の梅園から見下ろす位置に立つ。桜の時季も多くの人でにぎわう

 千波湖畔の散策時に便利なカフェ。地元の契約農家から仕入れた朝採れ野菜をはじめ、常陸牛や美明豚など、茨城の食材を使った料理も好評だ。湖に面したテラス席も心地いい。

レモンを2週間以上漬け込んでエキスを抽出した「ホットレモネード」550円

奥久慈卵の自家製カスタードクリームが入った「白鳥シュークリーム」385円

千波湖では水鳥が見られる

茨城県水戸市千波町3080
TEL:029-244-1141
時間:10時~18時(L.O17時30分)、夜は要予約
定休日:なし
席数:80席(禁煙)
駐車場:100台(千波湖中央北駐車場、無料、「水戸の梅まつり」期間中は500円/日)

梅や栗など特産物を生かした四季折々の創作和菓子
五條製菓

風雅な店先

 初代が京都で修業したことから季節の風物を模した上生菓子が得意。栗やサツマイモなど地元の農家から仕入れる材料も多いが、この時季おすすめは梅にちなんだ和菓子。見た目も本物の梅干しそっくりに仕上げた「水戸梅小町」など、店主の独創的なアイデアが光る。

店内のショーケースには和菓子だけでなく「抹茶プリン」250円なども

喫茶も可能。「あんみつ」550円

梅の練り切り「福梅」1個260円

水戸産の梅「ふくゆい」のペーストに、偕楽園の梅の果肉を加えたあんを求肥で包んだ「水戸梅小町」1個150円

偕楽園の梅で作った梅干しが丸ごと1粒入った「梅干し大福」1個220円

茨城県水戸市姫子1-807-1
TEL:029-252-2317
時間:9時~18時(喫茶L.O17時)、夜は要予約
定休日:火曜(祝日の場合は営業)
席数:24席(禁煙)
駐車場:8台(無料)

常磐線友部SA(上り)

 SA・PAで地元商品を選ぶのも旅の楽しみの一つ。今回は常磐道・友部SA上り線で人気の逸品をチェック!

 つくば美豚まん(1個350円)

ブランド豚「つくば美豚」を使用。ふっくらとした生地の中にはシイタケ入りのジューシーなあんがたっぷり。

 お好み鯛焼き(1個230円)

ベーコン、紅生姜などお好み焼きの具をはさみ、オリジナルソースとマヨネーズで味付けした新感覚のたい焼き。

※消費税率引き上げおよび軽減税率制度の導入に伴い、持ち帰ることも店内で飲食することも可能な商品は、「店内飲食」「持ち帰り」のいずれかで税率が異なります。詳しくは現地スタッフへお尋ねください。

※掲載の情報は2022年1月時点のものです。メニュー・商品の内容や取り扱い、営業時間に変更がある場合があります。

※おでかけの際は事前に体温を測定し、体調不良等がある場合は外出を控えてください。

※マスク着用など感染拡大防止にご協力ください。

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