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2つの顔を持つクリエイターの魅力に迫る! 「どっちがどっち?いわいとしお×岩井俊雄」茨城県近代美術館で9月19日まで【北関東自動車道 茨城町東ICから約6km】

2022年07月14日 19時30分更新

photo: Takashi Yashima

 茨城県近代美術館は、「どっちがどっち?いわいとしお×岩井俊雄-100かいだてのいえとメディアアートの世界-」を9月19日まで開催中。

 人気の絵本作家・いわいとしおと、メディアアートの第一人者・岩井俊雄。一見、相反する異ジャンルのクリエイターは、実は同一人物。子ども時代の発明ノートやパラパラマンガ、絵本原画やスケッチ、メディアアートの再現展示によって、その多種多様な表現世界の全貌と創作の秘密に迫る。

 本を縦に開く画期的な絵本「100かいだてのいえ」の制作過程を、貴重なアイディアスケッチや下絵などを通して詳しく紹介。また、絵本作家として活動を始める前から、作家が子どもと一緒になって作っていた木や紙の手作りおもちゃを一堂に展示する。

 また、小学生時代の発明ノート「工作ブック」、中学時代に手塚治虫に心酔して描いたマンガやイラスト、高校時代に制作した油彩画やクロッキーなど子ども時代の作品を展示。影響を受けた本やマンガ、本人が使っていた顕微鏡、ラジカセ、ゲーム機などゆかりの品々も紹介する。

 さらに、パラパラマンガ、「立体ゾートロープ」(1988年)など、平面から立体へと進化した映像表現への取り組みを展示するほか、1995年にドイツで発表され世界中の人々を魅了した「映像装置としてのピアノ」など、メディアアートの傑作を直に体験できる。

「どっちがどっち?いわいとしお×岩井俊雄-100かいだてのいえとメディアアートの世界-」
会場:茨城県近代美術館
期間:9月19日まで
休業日:月曜日 ただし7月18日・9月19日は開館、7月19日休館
時間:9時30分~17時(入場は16時30分まで)
料金:一般1000円、満70歳以上500円、高大生730円、小中生370円
   ※夏休み期間を除く土曜日は高校生以下無料
   ※障がい者手帳・指定難病特定医療費受給者証等を持参した人は無料
   ※9月15日~19日は満70歳以上は無料
住所:茨城県水戸市千波町東久保666-1
最寄り:北関東自動車道 茨城町東ICから約6km
TEL:029-243-5111

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。

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