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伝統こけしの歴史に迫る 山形県鶴岡市・鶴岡アートフォーラムにて「庄内の美術家たち18 つるおか伝統こけしの今昔」2月4日~3月5日開催【山形自動車道 鶴岡ICから約3km】

2023年02月03日 12時40分更新

 山形県鶴岡市の「鶴岡アートフォーラム」は2月4日~3月5日、「庄内の美術家たち18 つるおか伝統こけしの今昔」を開催する。

 郷土の芸術文化史をたどり、庄内にゆかりのある作家を紹介する展覧会「庄内の美術家たち」では、これまで幕末から明治にかけて、地域で活動した洋画や日本画、書画の作家や活動について、時代を辿りながら紹介してきた。シリーズ第18回となる今回は、平面に表された美術作品以外の活動にも目を向け、民衆に広く親しまれた工芸分野のひとつである「伝統こけし」について、現在の鶴岡市にあたる地域で活動していたこけし工人の作品を通じて、その起こりから今日に至るまでの様相をたどる。

 本展覧会では、明治から現在に至るまでに活動した、阿部常吉、阿部進矢、秋山慶一郎、秋山一雄、本間留五郎、五十嵐嘉行などの伝統こけしに加え、その他に過去に鶴岡近隣で活動していた竹野銀次郎(明治13年-昭和5年)、岡村豊太郎(明治41年-平成5年)、阿部金治郎(明治21年-昭和40年)、大滝武寛(明治15年-昭和12年)、軽部留治(明治23年-昭和15年)の型を復元した、西川町大井沢の志田菊宏(昭和34年-)のこけしを合わせたおよそ200点を展覧(文中工人名敬称略)。

 イベントとして、学芸員によるギャラリートーク(2月11日)、こけし収集家によるゲスト・トーク(2月19日)、阿部進矢工人によるゲスト・トーク(2月25日)を開催予定。

庄内の美術家たち18 つるおか伝統こけしの今昔
会期:2月4日~3月5日
休館日:月曜日
開場時間:9時~17時30分(入場は閉場の30分前まで)
観覧料:一般200(160)円/高大生100(80)円/中学生以下無料
    ※( )内は20名以上の団体料金
イベント情報:https://www.t-artforum.net/2022_r04nendo/host/gallery/shonainobijutuka18/index.html

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
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