千葉県「国立歴史民俗博物館」にて「陰陽師とは何者か-うらない、まじない、こよみをつくる-」10月3日~12月10日開催【東関東自動車道 四街道ICから約8km】
千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館は10月3日~12月10日、「陰陽師とは何者か-うらない、まじない、こよみをつくる-」を開催する。
陰陽師とはどのような存在だったのか、この展示ではあまり知られていない陰陽道の歴史とそこから生み出されてきた文化をさまざまな角度からとりあげて考えるほか、陰陽道の浸透とともに伝奇的なイメージが付け加わっていった平安時代の実在した陰陽師、安倍晴明の姿を追うことで陰陽道の性質をとらえることも試みる。
暦や占いの知識を集成した「金烏玉兎集(きんうぎょくとしゅう)(簠簋(ほき))」や、現存最古の「大ざつしよ」など、確かな史資料にもとづいて時間と空間を意味づけた陰陽師のリアルな姿を明らかにするほか、陰陽師が用いた呪符も展示。安倍晴明の「ものがたり」を通して実像に迫るほか、天体の位置を観測して暦を作るための器械「渾天儀(こんてんぎ)」や、天保暦からグレゴリオ暦に変わる最後の旧暦資料「明治六年癸酉頒暦(きゆうはんれき)」から暦に託されたさまざまな知識や工夫を読み解く。
なお、この展示は科学研究費基盤研究(C)「古代~近代陰陽道史料群の歴史的変遷と相互関係の解明」の成果の一部。
陰陽師とは何者か-うらない、まじない、こよみをつくる-
開催期間:10月3日~12月10日
休館日:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、翌日休館)
開館時間:9時30分~16時30分(入館は16時まで)
※開館日・開館時間を変更する場合がある
会場:国立歴史民俗博物館 企画展示室A・B
料金:一般1000円/大学生500円
※総合展示も合わせて観覧可能
※高校生以下は入館無料
※高校生および大学生は学生証等を提示のこと(専門学校生など高校生および大学生に相当する生徒、学生も同様)
※障がい者手帳等保持者は手帳等提示により介助者と共に入館が無料
※半券の提示で当日に限り「くらしの植物苑」に入場可能。また、植物苑の半券の提示で当日に限り博物館の入館料が割引
イベント情報:https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/project/index.html
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。
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