栃木県立美術館は10月21日~12月24日、企画展「文晁と北斎 ―このふたり、ただものにあらず」を開催する。
江戸時代中期から後期(18世紀末から19世紀前半)にかけ、 谷文晁(1763-1840)と葛飾北斎(1760-1849)の人気ぶりは凄まじいものがあり、この2人はほとんど同じ時代を生き、制作と研究に力を注いで3歳ほど年長の北斎は数え90歳、文晁は78歳まで活躍して人生を終えた。
本展では、その2人の作品を展観することで、江戸時代中・後期の絵画受容のあり方を想像するという。 文晁による初公開の「東海道・中山道・木曽街道真景図巻」などおよそ40点と、同じく初公開 を含む北斎の肉筆画などおよそ40点、さらには世界的に有名な「神奈川沖浪裏」、赤富士としても名高い「凱風 快晴」など 「富嶽三十六景図」全46図を展示紹介(半期ずつ展示)することにより、江戸絵画の2大ブランドとなった2人の作品の受容の様相を概観する。
関連イベントとして、「放談 —— 文晁と北斎、 ただものではないふたり」(10月21日、要企画展観覧券)、担当学芸員によるギャラリートーク(10月21日、11月18日、12月16日)を開催する。
栃木県誕生150年記念 下野新聞創刊145周年記念
「文晁と北斎 ―このふたり、ただものにあらず」
開催期間:10月21日~12月24日
休館日:月曜日
開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
会 場:企画展示室 ・常設展示室1階
観覧料:一般1000(900)円/大高生600(500)円/中・小学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※11月3日(文化の日)は無料日
イベント情報:http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/exhibition/t231021/index.html
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
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