足利市の文化遺産各所を行灯などの温かみのある灯りでライトアップする「足利灯り物語」開催中【北関東自動車道 足利ICから約5km】

花手水（史跡足利学校）

　あしかがフラワーパークは11月12日まで、日本最古の学校である史跡足利学校を花手水と和傘、竹灯りを使用した花と光の魔法で期間限定で演出する。
　
　足利灯りのある街づくり実行委員会が主催する足利市の史跡足利学校、鑁阿寺、足利織姫神社といった文化遺産を各所に設置される銘仙柄の行灯と共に温かみのある灯りでライトアップする事業「足利灯り物語」の一環。史跡足利学校では、あしかがフラワーパーク監修による花手水と和傘のライトアップ演出、竹灯りの展示を行う。足利学校では、儒教の教えの「五常」（仁・義・礼・智・信）を「青・白・赤・黒（紫）・黄」を5色で表し、この教えを和傘と花手水で表現した。

和傘（史跡足利学校）

　足利氏の氏寺である鑁阿寺では、本堂（国宝）・多宝塔・経堂・大銀杏をライトアップ。また、楼門（仁王像）のライトアップも実施する。

鑁阿寺

　日本夜景遺産に選ばれている「足利織姫神社」では、社殿へと続く229段の石段に90基の銘仙柄の行灯を設置。7色に変化する行灯の光が、秋色に染まる周りの景色を美しく灯す。
 

足利織姫神社

　また、「物外軒庭園夜間」では庭園や茶室をライティングし、園路には銘仙行灯等を設置する。

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