Highway Walker

  • Twitterアイコン
  • Instagramアイコン

真冬の山形蔵王の風物詩 “スノーモンスター”に出合う旅

2024年01月20日 15時00分更新

 山形県を代表する観光地・山形蔵王で、冬の絶景として名高い樹氷を見学し、雪見風呂やご当地グルメを楽しむ1dayドライブへ出かけよう!

厳寒期の山形蔵王の魅力に触れる小旅行へ

 スノーリゾートや温泉地として人気の山形蔵王。もう一つ、この時季に脚光を浴びるのが樹氷だ。「蔵王ロープウェイ」の車中から見下ろすと、樹氷が立ち並ぶ光景が広がる。木々が雪と氷におおわれて巨大化したその姿は、“スノーモンスター”と呼ぶにふさわしい迫力だ。樹氷観賞後は、温泉街のレストラン「かしぇる」でこの地発祥とも言われるジンギスカンと名物の手打ちそばを満喫したい。続いて「Zao Onsen 湯旅屋 高湯堂」で温泉グッズを購入し、「蔵王四季のホテル 離れ湯百八歩 」で名湯を堪能。最後は「千歳山こんにゃく店」に立ち寄り、山形県民のソウルフード、玉こんにゃくを味わおう。

雪と氷の芸術・樹氷をゴンドラの中から観賞
蔵王ロープウェイ

山形蔵王

別名“スノーモンスター”とも呼ばれる樹氷。例年、12月下旬から2月下旬が見ごろとなる

 限られた地でしか見られない貴重な樹氷をゴンドラの車中から一望できる。360度のパノラマは圧巻のひと言だ。シーズン中には夜の樹氷が楽しめる「樹氷ライトアップ」も開催。

山形蔵王

山頂レストランの暖かい室内からも樹氷を眺められる

山形蔵王

幻想的な「樹氷ライトアップ」は2月25日までの金土日月(1月22日を除く)に開催

山形蔵王

山麓線と山頂線を乗り継ぎ、片道およそ17分の空の旅を

住所:山形県山形市蔵王温泉229-3
電話:023-694-9518
運行時間:上り始発8時30分~下り最終16時45分、「樹氷ライトアップ」は上り始発17時~下り最終20時45分
定休日:なし(天候状況により運休あり)
運賃(往復):中学生以上3800円、小学生1900円
駐車場:150台(無料/土日祝、特定日は有料1000円/1日)

ジンギスカンと手打ちそばをログハウス風の店内で賞味
かしぇる

山形蔵王

木のぬくもりあふれる店内。2階にはゆったりくつろげる座敷席も完備している

 山形蔵王発祥との説もあるジンギスカンを気軽に味わえる一軒。新鮮なラム肉を使用しており、臭みもなく柔らかで食べやすい。オーナーが手打ちする香り豊かなそばも好評だ。

山形蔵王

赤身のモモとサシが入った肩ロース、2種の部位が味わえる「ジンギスカン ミックス」1人前1900円。ボリュームもあって満足度大!

山形蔵王

鉄鍋の上で蒸し焼きにし、特製ダレをつけて召し上がれ

山形蔵王

山形県産そば粉を使用した「ざるそば」950円

山形蔵王

22年8月オープン。緑色の大屋根が目印だ

住所:山形県山形市蔵王温泉196
電話:080-3846-1161
時間:11時~14時(LO 13時30分)、18時~21時(LO 20時30分)※冬季は12時~の場合あり
定休日:月曜日
席数:24席(禁煙)
駐車場:5台(無料)

ハイセンスなグッズがそろう 温泉コーデショップ
Zao Onsen 湯旅屋 高湯堂

山形蔵王

共同浴場が軒をつらねる蔵王温泉高湯通りに立つ。自分だけの温泉コーデを探そう

 こだわりの温泉グッズを集めた温泉コーデショップ。下駄や湯桶、手拭いなど、オリジナル商品を含めた300アイテム以上が並ぶ。体験型のおみやげ「こけしあーと」にも挑戦を。

山形蔵王

温泉や温泉街をより楽しめる商品が充実

山形蔵王

さらりとしたはき心地が特徴の「温泉もんぺ」6050円~

山形蔵王

「ステンレスタガ檜湯桶」6600円、「湯巡りタオル2枚セット」1126円、「入浴剤 蔵王白華(5包)」1100円

山形蔵王

無地のこけしに自由に絵付けできる「こけしあーと」1300円~

6名以下は予約不要なので気軽に体験しよう(受付~16時30分)。完成品は持ち帰りOK!

住所:山形県山形市蔵王温泉19
電話:080-3190-0019
時間:9時30分~12時、14時~19時
定休日:なし(臨時休業の場合あり)
席数:近隣有料駐車場利用

雄大な蔵王連峰を望みながら心身共にリフレッシュ
蔵王四季のホテル 離れ湯百八歩

山形蔵王

石造りの露天風呂は開放感満点。雪化粧した山々を眺めながら湯あみを楽しもう

 蔵王連峰の麓にたたずむホテルに併設された源泉かけ流しの温泉施設。内湯、露天風呂、足湯で蔵王温泉ならではの乳白色の硫黄泉を満喫できる。スキーや樹氷見学で冷えた体を温めよう。

山形蔵王

受付は「蔵王四季のホテル」本館で。そこから歩くこと108歩で「離れ湯百八歩」に到着

山形蔵王

広々とした内湯は天井の梁から床まですべてが木造りで情緒たっぷり。酸性の硫黄泉が体に染み渡る

山形蔵王

庭園を一望しながらつかれる足湯もあり

住所:山形県山形市蔵王温泉1272
電話:023-693-1211
受付時間:10時~11時30分、13時~16時
定休日:不定休
入浴料:中学生以上1100円、3歳~小学生550円
駐車場:60台(無料)

醤油が染みてアツアツの手作り玉こんにゃくに舌鼓
千歳山こんにゃく店

山形蔵王

大ぶりの「玉こんにゃく」は食べ応え抜群

 山形蔵王IC 近くに立つ手作りこんにゃくの店。地元醸造店の醤油や味噌を使って作る「玉こんにゃく」や「みそでんがく」が絶品。おみやげ用の「玉こんにゃく」も買って帰ろう。

持ち帰り用「玉こんにゃく」650g 400円。味付けにオススメの醤油「味たまり」100ml 230円も一緒に

山形蔵王

「玉こんにゃく」1本150円、「みそでんがく」1本150円

山形蔵王

座敷もある古民家風の店内。こんにゃくは店内の一角にある工場で作られている

山形蔵王

1926(昭和元)年創業の歴史ある店

住所:山形県山形市松山3-14-1
電話:023-623-6669
時間:11時~18時、おみやげ販売は9時~
定休日:月・火曜(祝日の場合は営業)
席数:40席(禁煙)
駐車場:10台(無料)

山形道 古関PA(上り)

 360度を山に囲まれた自然豊かな古関PA上り線。ご当地ならではの人気スイーツをおみやげにぜひ!

山形蔵王

古鏡 594円(3個入り)

 出羽三山・羽黒山の鏡池から出土した古鏡がモチーフの和菓子。あんと求肥が織り成す上品な味わいが魅力。

山形蔵王

山形さくらんぼきらら 691円(6個入り)

 山形県産のサクランボを丸ごとひと粒、ゼリーで包み込んだお菓子。冷やして食べるとよりいっそう美味。

access map

 東京からは東京外環道または首都高速川口線経由で川口JCTから東北道仙台方面へ。村田JCTより山形道へ。山形蔵王ICで降り、国道286号、県道53号などを利用して「蔵王ロープウェイ」へ。仙台からは、東北道仙台宮城ICより福島方面へ。村田JCTより山形道へ進み山形蔵王ICで降りる。

※消費税率引き上げおよび軽減税率制度の導入に伴い、持ち帰ることも店内で飲食することも可能な商品は、「店内飲食」「持ち帰り」のいずれかで税率が異なります。詳しくは現地スタッフへお尋ねください。

※掲載の情報は2023年12月時点のものです。メニュー・商品の内容や取り扱い、営業時間に変更がある場合があります

この記事をシェアしよう

ハイウェイウォーカーの最新情報を購読しよう