全長90mを超す大作！ 茨城県天心記念五浦美術館、企画展「西田俊英展 不死鳥」【常磐自動車道 北茨城ICから約11km】

　茨城県天心記念五浦美術館では4月20日～6月23日の期間、企画展「西田俊英展 不死鳥」を開催する。

　日本画家・西田俊英（しゅんえい・1953～）は、昨年の武蔵野美術大学退任記念展に「不死鳥」を発表して話題を集めた。2022年より1年間、屋久島に滞在して描き始めた本作は現在も制作が続いており、最終的には全長90mを超す大作となるという。

　西田氏が世界自然遺産として知られる屋久島に魅了されたのは、その豊かな原生林に象徴されるように、森林が人間にとってかけがえのない存在で、その貴重な自然、そしてそこに棲む生命の営みに強く共感したからだという。その稀有な自然を見つめることで作家は「人間と自然の共生」「生命の循環」をテーマにした壮大な物語を紡ぎだしたとする。

　本展では、代表作とあわせて最新作 不死鳥をさらに進化したかたちで一挙公開し、西田芸術の現在を紹介する。

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