Highway Walker

  • Xアイコン
  • Instagramアイコン

江戸時代から続く水路を辿る特別コースも! 軽井沢星野エリア、SDGsツアー「めぐみ巡るほしの」【上信越自動車道 碓氷軽井沢ICから13.5km】

2024年08月30日 15時30分更新

水力発電所の外観

 軽井沢星野エリアでは、SDGsツアー「めぐみ巡るほしの」を9月20日より開催する。

 星野リゾート創業の地である軽井沢星野エリアは、4月に110周年を迎えた。本ツアーは、この記念の一環として6月に開催されたもので、好評だったことから、秋にも開催されることとなった。

 今回のツアーでは、水力発電所と星のや軽井沢を巡るコースに加えて、水力発電のエネルギー源となる水の流れ道である水路を辿るトレッキングコースが新たに設けられる。木々が色づく季節に、紅葉の景色を眺めながら散策できる。

100年続く水力発電所と
星のや軽井沢を巡るコース

 星野エリアでは、創業当初の1917年に木製水車で自家用発電を開始。1929年には本格的なタービンを導入し、自家用小水力発電所を誕生させ、発電機を入れ替えながら現在も稼働を続けている。

 秋に色づく木々に囲まれた川辺を歩きながら、星野エリアの歴史や星のや軽井沢の景観の話を交えて、星野リゾートのスタッフが案内する。

江戸時代から続く水路を辿るトレッキングコースを
2日間限定で開催

白糸の滝を源流とする湯川

 水力発電のエネルギー源となる水は、星野エリアの上流およそ1.3km、白糸の滝を水源とする湯川から取水している。水路は途中で、星のや軽井沢の敷地へと流れ込むものと、御影用水へと繋がっていくものとに分岐する。

水路途中にある円形落差工

 御影用水は、今から350年以上前の江戸時代初期に、小諸の柏木小右衛門の発案によって開削された歴史のある用水路で、現在はその一部を星野リゾートのスタッフが管理している。水路を守るために行っている保守作業の様子の話を交え、水路脇を歩きながら案内する。

本ツアーの参加者には、地元農家の野元果樹園から仕入れたりんごを使用した100%果汁のりんごジュースを提供

めぐみ巡るほしの
会場:軽井沢星野エリア
住所:長野県軽井沢町星野
TEL:050-3537-3553
 

100年続く水力発電所と星のや軽井沢を巡るコース
期間:9月20日~10月26日の毎週金・土曜日(計12回)
時間:14時~ ※所要時間は60分前後
料金:大人 1500円、中・高校生 1000円
定員:10名
予約:公式ウェブサイトにてツアー開始の1時間前までに要予約(事前決済)

 

江戸時代から続く水路を辿るトレッキングコース
開催日:9月28日、10月26日
時間:11時~ ※所要時間は60分前後
料金:大人2000円、中・高校生 1400円
定員:9名
予約:公式ウェブサイトにてツアー開始の1時間前までに要予約(事前決済)

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。

この記事をシェアしよう

ハイウェイウォーカーの最新情報を購読しよう