北野美術館は11月16日から2025年2月16日まで、「息白し 北野美術館所蔵作品展ー冬の絵ー」を開催する。この展覧会では、館所蔵の日本画を中心に、冬をテーマにした風景画や静物画、人物画が展示される。展覧中は、円山応挙や狩野常信、酒井抱一、下村観山、川合玉堂などの名だたる日本画家たちの作品が鑑賞でき、90点以上の日本画や工芸品が出品される予定だ。
本展では、「息白し」という冬の季語にふさわしく、凍てつく空気や雪景色、冬を迎える喜びを描いた作品が並ぶ。訪れる人々は、息が白く見える季節のリアリティと、画家たちの独特な表現技法を同時に楽しむことができる。
展覧会期間中には、学芸員によるおススメ作品ツアーが開催される。12月8日、1月12日、2月2日の各日、30分程度のツアーが行われ、日本画の魅力がさらに深く理解できる機会となる。興味を持った方は、予約不要で参加できるので是非足を運んでみてほしい。
開館時間は9:30から16:30までで、最終入館は閉館の30分前まで可能だ。月曜日が休館日となっているが、1月13日月曜日は特別に開館する。この機会にぜひ、冬の風情を感じる日本画の世界を堪能してほしい。
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