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奥深いアイヌ文化に触れる晩秋の白老&登別ドライブ

2022年10月21日 15時00分更新

 20年開業の「ウポポイ(民族共生象徴空間)」や人気の温泉郷など魅力的なスポットが充実! ブランド和牛が味わえるファームレストランや海岸沿いのカフェなど、話題の進展も巡ってみよう。

観光もグルメも温泉も! 楽しみ満載ドライブ

 秋の終わりのおでかけは、太平洋沿岸の白老&登別へ。白老ICを降り、まずは「ウポポイ(民族共生象徴空間)」に向かい、アイヌ文化に関する多彩な展示や伝統文化を観賞。昼食は「徳寿ファームレストランKANTO」で、自社生産ブランド和牛の焼肉やプレートランチを味わいたい。食後は登別方向へ車を走らせ、海岸線沿いに立つ「虎杖浜カフェ」でのんびり休憩タイム。続いて「のぼりべつ文化交流館 カント・レラ」に立ち寄り、遺跡発掘・考古学の魅力を伝える展示や体験メニューを楽しもう。最後は登別温泉の老舗「第一滝本館」で名湯と地獄谷の絶景を満喫して帰路へ。

先住民族アイヌの豊かな文化を楽しく体感できる注目スポットへ
ウポポイ(民族共生象徴空間)

国立アイヌ民族博物館では「ことば」「くらし」など6テーマをアイヌ民族の視点で紹介

 アイヌ文化の復興・発展の拠点となるナショナルセンター。見応えある国立アイヌ民族博物館や、歌や踊りなどの伝統芸能を披露する体験交流ホールなどで、アイヌ民族の歴史と文化を深く知ることができる。

アイヌ民族の伝統的家屋・チセを再現した伝統的コタン

ショップやレストランなどがあるエントランス棟

体験交流ホールでは、アイヌ古式舞踊や伝統楽器ムックリの演奏など伝統芸能を上演

白老町若草町2-3
TEL:0144-82-3914
営業時間:9時~18時(土日祝日は20時まで)、11月1日~2023年3月31日は9時~17時※季節によって変動あり、最終入場各60分前(博物館の最終入館は閉館30分前)
定休日:月曜(祝日または休日の場合は翌日以降最初の平日)
入場料:大人1200円、高校生600円、中学生以下無料
駐車場:557台(500円/1回)※国立アイヌ民族博物館の観覧は、日時指定の事前予約を推奨 詳細はainu-upopoy.jp/を参照

白老が誇るブランド和牛のジューシーな味わいを堪能!
徳寿ファームレストランKANTO

3種の焼肉が味わえる「ファームセットB[180g]」(2860円)

 人気焼肉チェーン「徳寿」が運営。自社牧場で生産する白老と徳寿和牛を、お得感ある焼肉やハンバーグ、ステーキなど多彩なメニューで味わえる。自社農園産苺を使ったスイーツも要注目!

白老町食材をふんだんに盛り込んだ「白老ボロトライスプレート ハンバーグ&ステーキ」(2640円)

窓が大きく、天井も高くとられた広々とした店内

21年5月開店。牧場が点在する道道86号沿いにある

自社農園産イチゴをたっぷり使用した「いちごシフォン」(単品1100円/ドリンクセット275円)

白老町森野14-3
TEL:0144-85-2323
営業時間:11時~20時(LO19時30分)、テイクアウト10時~20時※冬季は変動あり、要問い合わせ
定休日:なし
席数:96席(禁煙)
駐車場:82台(無料)

海を見渡す絶景カフェで至福のリラックスタイムを
虎杖浜カフェ

パンケーキのようなフワもち食感の「パッフル」(700円)と道産牛乳のカフェラテ(480円)

 太平洋を望む海岸沿いに立つ、22年7月オープンの話題のカフェ。秋田杉の香りに包まれたウッディな店内で、虎杖浜名産のタラコを使ったフードやオリジナルスイーツが味わえる。

壁やテーブルに秋田杉を使った温かみある店内。海に面したロフト風の中2階席もある

タラコの食感と旨味を堪能できる「虎杖浜たらこが1本入った和風パスタ」(980円)

昆布とカツオのダシでひつまぶし風にも味わえる「たらこまぶし丼」(1200円)

国道36号から1本海側に入った通称「海産物ロード」沿いにあり、裏手には砂浜と海が広がる

白老町虎杖浜590
TEL:0144-84-5215
営業時間:11時~17時(LO16時30分)、土日祝日は10時~※冬季は変更の可能性あり 定休日:月、火曜(祝日の場合は営業)
席数:18席(禁煙)
駐車場:12台(無料)

遺跡発掘・考古学の魅力をユニークな展示や体験で紹介
のぼりべつ文化交流館 カント・レラ

縄文土器を年代別に展示。土器に付けられたさまざまな文様を間近から見られる

 登別市内で発掘された縄文土器をはじめ、遺跡発掘の道具や成果も展示。出土品を保管する収蔵庫も見学できる。まが玉づくり(400円)や火起こし(無料)など体験メニューも楽しめる。

発掘調査を基に再現された縄文服。試着して記念撮影することも!

元中学校の建物を再生させた文化施設

発掘調査に使われる道具や、発掘によってわかったことを紹介する「発掘現場」コーナー

普通の博物館ではなかなか見られない収蔵庫も公開

登別市登別温泉町123
TEL:0143-84-2069
営業時間:10時~17時(11月1日~30日は16時まで)
定休日:月(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日 ※12月~3月は冬季休館
料金:入館無料
駐車場:20台(無料)

白煙立ち上る地獄谷の景勝と泉質の異なる5つの温泉を満喫
第一滝本館

壁一面の大きな窓に、地獄谷のパノラマが広がる男性浴場の展望風呂

  幕末の1858(安政5)年飼開湯で、登別温泉の礎を築いた老舗宿。総面積1500坪という広大な大浴場に男女合わせて35もの湯舟がそろい、硫黄泉や食塩泉、酸性緑ばん泉など5つの温泉が楽しめる。

浴場は天井が高く広々。大浴場の男女入れ替えは行っていない

ちびっこプールやウォータースライダーなど家族で楽しめるプールも完備

夜は地獄谷の遊歩道が照らされ、幻想的な雰囲気に

全393室の大型施館。館内には日帰り客も利用できるそば処やラウンジ、おみやげ店などがある

登別市登別温泉町55
TEL:0120-940-489
営業時間:日帰り入浴9時~18時(最終受付)※最終退館時間は21時
定休日:なし
入浴料:大人2250円、小人(3~12歳)1100円、3歳未満無料(16時以降は大人1700円、小人825円)
駐車場:85台(無料)

※消費税率引き上げおよび軽減税率制度の導入に伴い、持ち帰ることも店内で飲食することも可能な商品は、「店内飲食」「持ち帰り」のいずれかで税率が異なります。詳しくは現地スタッフへお尋ねください。
※掲載の情報は2022年9月時点のものです。メニュー・商品の内容や取り扱いに変更がある場合があります。

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