岩手県立美術館では4月23日まで、コレクション展「杉本みゆき -移ろいゆく景色の中で」を開催している。
同館では、明治から現代にいたる岩手ゆかりの作家たちの作品を収集し、年4回展示替えを行ないながら、常設展示室、萬鐵五郎(よろず・てつごろう)展示室、松本竣介(まつもと・しゅんすけ)・舟越保武(ふなこし・やすたけ)展示室の3室でコレクションを公開している。
今期は、盛岡市在住の画家、杉本みゆきを特集。1955年、青森県に生まれた杉本は、京都で絵画を学んだ後盛岡に移り、以後、主に盛岡と東京で活躍してきた。夕暮れや雨降りなど日常の光景を感覚的に捉え、女性らしく清新な色彩、大胆な構図と筆遣い、素材の斬新な使い方により独特の抽象絵画を描き続けてきた杉本。現在では東北を代表する作家の一人として評価されている。
本展では同館コレクションに、今回のための新作を含む作家所蔵の作品を加えた18点により、50年近くにわたる画業の中での作風の変遷をたどるという。
杉本みゆき -移ろいゆく景色の中で
期間:前期 3月12日まで後期 3月14日~4月23日
場所:常設展示室
開館時間:9時30分~18時(入館は17時30分まで)
休館日:月曜日(ただし月曜日が祝日、振替休日の場合は開館し、直後の平日に休館)
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。 またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。
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