北海道内でもひと足早く桜前線が訪れる道南エリアは、春ドライブの人気ルート。激動の歴史を伝える博物館や地域の名物グルメ、道内屈指の桜の名所とお楽しみ満載だ。
ぽかぽか陽気の中、春の道南をぐるり!
北海道にもついに桜の季節が到来! 今回は短い春を満喫すべく、お花見ドライブへ出かけよう。まずは落おとし部べICから江え差さし町の「開陽丸記念館」に向かい、海中から引き揚げられた貴重な遺物を鑑賞。ランチは「れすとらん 津花館」で、江差らしいニシンのお重や、ベテランシェフの洋食を堪能したい。
続いて、「お菓子とパンの店 工房 kudo」で手作りパンや菓子を購入し、海岸線を南下して松前町方面へ。築約190年という歴史ある土蔵を再生させた「居見世 茶蔵 sakura」でひと休みしたら、「松前公園」で城下町と桜が織り成す風情満点の景観を楽しんで、帰路へ。
復元された開陽丸の船内に約3000点の遺物がずらり
開陽丸記念館
箱館戦争の最中に江差沖で座礁、沈没した旧幕府軍の軍艦・開陽丸から引き揚げた膨大な遺物を展示。貴重な史料が見られるほか、人物レプリカの再現展示や大砲発射体験なども楽しめる。
江差町姥神町1-10
TEL:0139-52-5522(開陽丸青少年センター)
時間:9時~17時(券販売は16時30分まで)
定休日:なし ※11~3月は月曜日、祝日の翌日(祝日が月曜日の場合は翌日と翌々日)
入館料:大人500円、小中高生250円、未就学児無料
駐車場:130台(無料)
ベテランシェフの洋食と名物のニシン甘露煮を堪能
れすとらん 津花館
函館や東京の名店で腕を磨いてきた店主の洋食と、江差らしい和食がそろう人気レストラン。仕込みに1ヵ月かけるデミグラスソースや無添加の手作りニシン甘露煮など、手間ひまかけた誠実な料理が味わえる。
江差町橋本町100
TEL:0139-52-515
時間:11時~14時、16時30分~20時
定休日:不定
入館料:80席(禁煙)
駐車場:25台(無料)
一つ一つ大切に手作りする季節のお菓子と焼きたてパン
お菓子とパンの店 工房 kudo
和洋菓子と道産小麦のパンが並ぶ、上ノ国町で唯一の菓子&ベーカリー店。自家製のこしあんやカスタードクリームなど、菓子もパンも素材のよさを引き出しつつ、オリジナルの味を追求している。
上ノ国町大留73-15
TEL:0139-56-7489
時間:9時~18時(日曜日は~17時)
定休日:月・火曜日
駐車場:2台(無料)
雰囲気抜群の土蔵カフェでこだわり豆乳のパフェを
居見世 茶蔵 sakura
1831(天保2)年築の道内最古という土蔵をリノベーション。土蔵に眠っていた船簞笥や小物をセンスよく配した店内で、道南産大豆で作られる「Jimo豆腐Soia」の豆腐・豆乳を使ったフードやスイーツが堪能できる。
松前町福山142
TEL:0139-46-7800
時間:11時~17時
定休日:木曜日
席数:12席(禁煙)
駐車場:50台(無料)
約250種1万本の桜が城下町を華やかに染め上げる
松前公園
松前城や情緒ある寺町が桜色に染まる、道内屈指の花見スポット。早咲きから遅咲きまで約250種1万本が咲き継ぎ、約1ヵ月にわたり桜が楽しめる。4月22日~5月7日は「松前さくらまつり」を開催。
松前町松城
TEL:0139-42-2726(北海道まつまえ観光物産協会)
時間:入園自由
入館料:入園無料
駐車場:町内各所計500台(4月22日~5月7日のみ有料、1回500円)
access map 札幌市街からのアクセス
札幌市街から国道12号・274号などを経由し、札幌南ICより道央道上り線(室蘭方面)へ入る。約235km先の落部ICを降り、道道1155号、国道5号、道道67号を厚沢部町方面へ約45km。国道227号との交差点を右折し、国道227号・228号を江差町方面へ約14kmで「開陽丸記念館」へ
※消費税率引き上げおよび軽減税率制度の導入に伴い、持ち帰ることも店内で飲食することも可能な商品は、「店内飲食」「持ち帰り」のいずれかで税率が異なります。詳しくは現地スタッフへお尋ねください。
※掲載の情報は2023年3月時点のものです。メニュー・商品の内容や取り扱いに変更がある場合があります。
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