Highway Walker

  • Xアイコン
  • Instagramアイコン

日帰りドライブコース 新潟県長岡市

日本の原風景が残る新潟で名物グルメを味わう秋の旅

2023年10月20日 15時00分更新

 棚田・棚池や紅葉の自然美と、豪雪地帯のジオラマ展示など印象深い景色に出合う新潟旅。米どころの美味も堪能したい!

のどかな田園風景に癒される長岡ドライブ

 季節や時間により表情を変える棚田・棚池の美しい景観を求めて、長岡市の山古志(やまこし)エリアへ。まずは「やまこし復興交流館おらたる」を訪れて、「山古志の棚田・棚池」を巡るドライブ旅の拠点に。展望スポットの情報を収集しよう。

 続いて「新潟県立歴史博物館」では、新潟の歴史や文化を圧巻のジオラマ展示で体感。ランチは「あさひ山 蛍庵(ほたるあん)」で越後の郷土料理など、ほかではなかなか味わえない料理や新潟のお米の味を満喫したい。

 秋のおでかけといえば、やはり紅葉狩り。色付く庭園が見事な「長岡市もみじ園」で眼福を得たら、最後は「江口だんご本店」で口福に満たされ帰路に就こう。

表情豊かでノスタルジックな棚田・棚池の風景が広がる
山古志の棚田・棚池(やまこし復興交流館おらたる)

秋色に染まる山々と棚田・棚池の大パノラマ

 山あいの山古志地域の斜面には、階段のようにつらなる棚田と棚池が点在。まずは「やまこし復興交流館おらたる」に立ち寄り、ビュースポットの情報をゲットした後は存分に絶景ドライブを楽しんで。

養鯉業が盛んな山古志地域では、棚田だけでなく錦鯉を育てるための棚池もつらなる点が特徴

■イベント情報
10月20日~11月5日開催「やまあかり」

 期間中は棚田や棚池がライトアップされて、幻想的な空間に。

●ウォーキングイベント「あかりウォーク」
会場:山古志闘牛場周辺
時間:ライトアップ 17時ごろ~21時ごろ 
料金:参加費 300円 ※未就学児無料

●「棚田・棚池ライトアップ」
会場:やまこし復興交流館おらたる裏
時間:ライトアップ 17時ごろ~21時ごろ 
料金:観覧無料 ※期間中、駐車場利用不可日あり。詳細は公式ホームページを要確認

やまこし復興交流館おらたる
住所:新潟県長岡市山古志竹沢甲2835
電話:0258-41-1203
営業時間:9時~17時(2F展示室 10時~16時)
定休日:月曜(祝日の場合は開館)
料金:入館無料
駐車場:20台(無料)

新潟の歴史や文化を体感できる充実の常設展示
新潟県立歴史博物館

これぞ雪国、という世界を見渡せる「雪とくらし」の展示

 「新潟県のあゆみ」「雪とくらし」「米づくり」の3テーマで展開する歴史展示と、縄文文化の展示を常設。昭和30年代の豪雪地帯を再現した展示では、現在よりも圧倒的な積雪量の多さにビックリ!

総面積およそ1万平方メートルもの広さを誇る大型博物館。長岡市関原の緑豊かな丘陵に建てられている

豪雪地・上越市高田の昭和30年代の雁木(がんぎ)通りを再現。ひさしを延ばし積雪時の通路に

雁木通りの展示には、駄菓子とおもちゃを扱う商店や日用品店なども。当時の様子が垣間見える

縄文人の春夏秋冬の生活を実物大で復元。壮大なスケール感で見応え抜群

信濃川流域を中心とする地域で発見された縄文時代の火焔型土器

住所:新潟県長岡市関原町1-2247-2
電話:0258-47-6130
営業時間:9時30分~17時(最終入館16時30分)
定休日:月曜(祝日の場合は翌平日) ※臨時休館の場合あり
常設展観覧料:一般 520円、高校・大学生 200円、中学生以下無料
駐車場:184台(無料)

自慢の長岡産コシヒカリや越後の郷土料理を堪能
あさひ山 蛍庵(ほたるあん)

「郷土料理御膳」(1650円)。越後伝統の煮物「のっぺ」や車麩煮、佐渡のえごねりなど6種類の郷土料理を長岡産コシヒカリのご飯と共に

 新潟県の老舗酒蔵「朝日酒造」が手がける食事処。郷土料理や地元産のそば粉で打ったそばをはじめ、地産の食材にこだわった料理を提供。新潟ならではのグルメを味わえる。

落ち着いた雰囲気の店内。大きな窓から眺める木々に季節の移ろいを感じる

上品な甘さですっきりと飲める「久保田こうじあまざけ」(アイス・ホット、各451円)はアルコール0%

「新潟タレかつ丼そば御膳」(1298円)。ご当地グルメのタレかつ丼と、そば(ハーフ)のセット。そばは越路地区の指定農園で栽培されたそば粉を使用。茶碗蒸し付き

ゆったりした造りのお座敷席

アンテナショップも併設

住所:新潟県長岡市朝日584-3
電話:0258-92-6672
営業時間:ランチ 11時~15時30分(LO15時)、カフェ 15時~17時30分(LO17時) ※食事提供はランチタイムのみ
定休日:なし
席数:72席(禁煙)
駐車場:35台(無料)

真っ赤に染まる庭園で心静かに秋のひと時を
長岡市もみじ園

山桜やカエデ類など多くの植物が植えられ、四季折々の風情がある。紅葉シーズンは特にオススメ。「巴ヶ丘山荘」は国の登録有形文化財に指定されている

 旧越路(こしじ)町の大地主だった髙橋家が明治時代に建てた別荘「巴ヶ丘(ともえがおか)山荘」と日本庭園がある。平日は「髙九蔵(たかくぐら)Cafe」で、土・日・祝日は「丘の上の迎賓館」で飲食も。

およそ4000平方メートルの敷地内散策で疲れたら「髙九蔵Cafe」でひと休み

例年10月末~11月末ごろの紅葉時季はライトアップも

駐車場横の「丘の上の迎賓館」はグラタンなどの料理を提供

住所:新潟県長岡市朝日600
電話:0258-92-6360
営業時間:長岡もみじ園 4~11月末 9時~17時(冬季閉鎖)
     丘の上の迎賓館 10時~17時(LO)
     髙九蔵Cafe 月・火・金曜 11時~16時(LO)、木曜 12時30~16時(LO)
定休日:長岡もみじ園 水曜
    丘の上の迎賓館 月~金曜(祝日の場合は営業)
    髙九蔵Cafe 水・土・日曜、祝日 ※庭園は常時開放
料金:入園無料、巴ヶ丘山荘ガイド付き見学(要事前申込)200円
駐車場:40台(第1駐車場、無料)ほか臨時駐車場など複数あり

米どころ・新潟らしい絶品の餅菓子に舌鼓
江口だんご本店

1階で購入できる「五色団子」5本入り(915円)と、新潟の名物「笹だんご」(1個194円、5個970円、10個1940円)

 1902(明治35)年創業の和菓子店。里山と川に囲まれたロケーションと、古民家を再生した店舗のたたずまいに旅の気分も盛り上がる。喫茶で堪能した美味を、おみやげに。

2階が喫茶スペース

「お抹茶セット」(770円)。喫茶メニューの五色団子は各味がひと口サイズ

古民家の魅力があふれる空間

1階には大きな団子のオブジェも

住所:新潟県長岡市宮本東方町52-1
電話:0258-470-4105
営業時間:1F(販売)9時~18時/2F(喫茶)10時~17時30分(LO17時)
定休日:なし
席数:30席(禁煙)
駐車場:30台(無料)

【SA.PA Break Time】
関越道 越後川口(えちごかわぐち)SA(上り)

電話:0258-89-2100 MAP:P28-C-4

 「ほっと一息、感じるニイガタ」をテーマにした越後川口SA上り線。米どころ・新潟ならではの商品はこちら!

洋カツ米こめ米こめバーガー(テイクアウト600円、店内610円)
挽き肉と魚沼産コシヒカリを合わせたカツに、ご当地B級グルメ「洋風カツ丼」のデミグラスソースがベストマッチ。

瑞花(ずいか) うす揚(あげ)(柚子こしょう味・えび味 各432円)
新潟の米菓専門店の人気商品。お米の風味を生かす味付けと、サクッと食感は手が止まらないおいしさ。

access map

 東京からは東京外環道から大泉JCTを経由、もしくは練馬ICから関越道に入る。小千谷ICで降り、国道291号などを利用し最初のスポット「山古志の棚田・棚池(やまこし復興交流館おらたる)」へ。仙台からは仙台宮城ICより東北道へ入り、郡山JCTから磐越道、新潟中央JCTから北陸道を経由し長岡JCTから関越道へ。

※消費税率引き上げおよび軽減税率制度の導入に伴い、持ち帰ることも店内で飲食することも可能な商品は、「店内飲食」「持ち帰り」のいずれかで税率が異なります。詳しくは現地スタッフへお尋ねください。
※掲載の情報は2023年9月時点のものです。メニュー・商品の内容や取り扱いに変更がある場合があります
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。

この記事をシェアしよう

ハイウェイウォーカーの最新情報を購読しよう