アイドルグループ「≒JOY(ニアリーイコールジョイ)」のメンバーが、クルマで“関東日帰り旅”をエンジョイする「ニアジョイどらい部」。今回は逢田 珠里依(あいだ じゅりい)さんと村山 結香(むらやま ゆうか)さんの2人が、宇都宮近郊で自然とグルメの癒し旅をエンジョイしました。
逢田さんと村山さんは“仲良し”
2人は、お嬢様風のドレッシーな装いで集合場所に登場。着られる服を事前に打ち合わせされたのでしょうか?
「結香がワンピースで来るかな? という予想をした上でワンピースにしました(笑)」と逢田さん。その姿と話を聞いた村山さんは「うれしい! この服と迷っていたもう1着が今日の珠里依のワンピースの柄とそっくりすぎて(笑)。ビックリしました」と本当にうれしそう。
服のためか、まるで姉妹のように見える2人。そのことを村山さんに伝えると「よく目元が似ているっていうのは、ファンの方から言っていただくことが多いですね。ライブとか広い会場だと見間違えるって。同じ髪型の時だと、気づいたら珠里依ちゃんを追っていたとか言われますね。しかも家族でも間違えてしまうことがあるんですよ(笑)」なのだとか。
家族でも遠目では間違えてしまうほど似ているという2人。どちらがお姉さんでどちらが妹さんになるのでしょう? すると逢田さんは「グループ内では年少組ではあるんですけれど、私は大人っぽく見られることが多くて。年上組のメンバーといる時も同い年のように接する感じなのですが、ファンの方からは“結香ちゃんといると妹っぽいね”って、よく言われるんです。なので結香ちゃんは“お姉ちゃん”みたいな感じです」と笑顔。
村山さんも「私自身も、兄弟構成的に妹なので、妹感はあると思うんですけれど、珠里依を見ていると、可愛がりたくなるというか。元気であっち行ったりこっち行ったりみたいなところがあって、お世話したくなっちゃう」と、逢田さんの前では“お姉さん”ぶりを発揮してしまうそうです。
そんな2人は“どらい部”の間、手を握っていることが多く、終始“仲良し”ぶりを発揮。「私は普段、人とボディータッチというか、手をつないだりとかしないんですけれど、自然と手を繋いでいたなぁと。それが嫌とかではないので、すごくうれしかったですね」(村山さん)というと、2人はギュッと手を握っていらっしゃいました。
2人に行ってみたい場所を尋ねると、逢田さんは宇都宮市の西側にある「大谷資料館」、村山さんは「滝」をご所望。宇都宮市の東隣である那須烏山市に観瀑「龍門の滝」がありますので、今回は宇都宮駅を中心に、栃木県を東から西へと横断する“仲良しどらい部”となりました。
今回のドライブカー「レクサス/LCコンバーチブル」
今回の“どらい部”をお供するのは、2人の希望からレクサスのオープンカー「LCコンバーチブル」をチョイスしました。
ところで、どうしてレクサスでオープンカーなのでしょう? 「昔、家族で色々なクルマを試乗したことがあって。そのときは結局レクサスは選ばなかったのですが、また乗ってみたいと思いました」と、逢田さんは家族でクルマ選びをしていた時の印象が強く残っていることを告白。
一方でオープンカーを所望されたのは村山さん。「ちょっと車高低めのオープンカーに憧れがありまして。オープンカーって、風を切って走っているイメージがあって、すごくカッコいいなって。せっかくの機会なので、実際に体験してみたいと思いました」とのこと。
スタイリッシュな姿に「見た目がスマートでカッコいい!」と声を揃える2人。ルーフを開けてみると、その動きに興味津々です。
さっそく車内に乗り込もうとした逢田さん。ドアノブの形状に驚いた表情で「初めて触る形でカッコいい!」と笑みがこぼれます。
車内でも感嘆の声が絶えません。「内装が白とネイビーが、カッコいいしカワイイ」と逢田さん。どこか自分のクルマ感が漂って、とってもお似合いです。
そして、バックしている雰囲気でサービスショットを1枚。「昔のドラマで、こういうシーンありますよね」と、助手席に手を回しされる逢田さん。実に所有感マシマシです。
続いて村山さんが運転席をチェック。「すごく座りやすくて居心地がよくて、すごくいいクルマだなって実感します」とのこと。村山さんもとっても気に入られていまして、2人とも大満足の様子。
最後に、幌を開けた状態で後席に座ってもらい“どらい部”体験! 2人ともオープンカーは初めてとのこと。後席は足元がかなり狭いのですが「後部座席のヘッドレストにスピーカーがあって、風が強くなっても音楽が聴こえるという仕組みが面白いですね」と逢田さんは興味津々。
走り始めると「山の方を走ると香りが違いますね。窓を開けるのとはまた違う感じで、全面に自然が感じられます」(逢田)、「すごくいい気分! 意外と風を感じないというか、髪がそこまで乱れないことに驚きました。守られながらも外の空気を感じられる気持ちよさがあって、乗っていてとても楽しいです」(村山)と、すっかり気に入られたようでした。なお、現在オープンカーはほとんど高級車にしか設定がありません……。
大蛇伝説の「龍門の滝」で癒される
クルマは東北自動車道を北上し、栃木都賀ジャンクションで北関東自動車道へ。宇都宮上三川ICを降ります。
その後、一般道を走ること約50分。都内から2時間30分で最初の目的地「龍門の滝」の最寄り駐車場に到着します。駐車場から龍門の滝までは、徒歩で5分ほど。途中滑りやすい階段に注意しながら下っていくと、見事な観爆が姿を現わします。
昔から大蛇が棲むという伝説がある龍門の滝は、高さ約20m、幅約65mの大滝で、その水は那珂川水系の河川、江川へと注がれます。取材日の前日、雨が降った影響で水は濁っていましたが、水量が多くなったようで迫力満点!
滝に近づくと細かなミストが天然のクーラーで冷え冷え。暑かったこともあって2人は大はしゃぎです。滝を見るのは小学生以来だという村山さん。「龍門の滝は、写真では見ていたのですが、生で見ると迫力がありますね。すごく近くて、水しぶきを感じます」。天然のシャワーを浴びると「自分自身が清らかになれたような気がします」と大喜び。
「自然から得られる、癒しを感じられていいですね。マイナスイオンを感じられる場所に行く機会がなかなかなかったので、今日は来ることができてよかったです」と満面の微笑みで滝を見ます。
逢田さんは「川や海などの水辺が好きで、家族と行ったりするんですけれど、迫力がすごかったですね。今回は新緑の季節だったけど、紅葉とか雪景色も楽しいんだろうなって思いました。それこそ季節それぞれで行ってみたいですね」。
春の桜、初夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々に表情を変える龍門の滝。全国でも珍しい、滝の上を列車が通過することから、観光客はもちろんのこと、アマチュアカメラマンたちからも人気を集めているそうです。
心身をリフレッシュしたところで、次なる癒しスポットへ向かいましょう!
長年地元に愛される餃子の名店で舌鼓
宇都宮といえば餃子。ちょうどお腹も空いてきたので、餃子屋さんでお腹の癒しを得ることにしましょう。向かった先は、その次の目的地である大谷資料館に近い「うつのみや幸楽」さん。創業が昭和36年(1961年)という老舗の餃子店です。
13時過ぎにお邪魔したのですが、ジモトに愛されるだけあって、店外には長蛇の列。その間、メニューを見る2人は、焼餃子290円(6個)、水餃子330円(6個)、ラーメン550円という値段に、思わず顔を見合わせてから「安いですね!」と驚いた表情。
焼餃子と水餃子を1皿ずつとラーメン2杯を注文した2人。待つこと数分で料理が運ばれてきました。
前回のニアジョイどらい部で「とんきっき餃子チーズゆば丼」を食べ、さらに今回のロケ前日にも餃子を食べていたという村山さん。「餃子が好きなんですよ」というと、まずは水餃子を一口。「ひとつひとつが大きくて。外はモチモチ、中の餡はフワフワで、喉に通るというか、ペロッと食べちゃいますね」と満面の笑み。
逢田さんも「今まで食べた水餃子でイチバンおいしかったです!」と太鼓判。「餡がすごく柔らかくて、食べやすいんです。それでいて餡にしっかり味がついていて、調味料をつける必要はなかったですね。食べ応えもあって、お気に入りです」と食レポ。
続いて焼餃子。「餃子ってお店によって皮が違いますよね。幸楽さんの餃子は、外はパリパリの薄皮で、ちょっとしっかりめで、少し羽もついている感じでしたね。美味しかったです」と村山さん。「ペロッと食べられる感じですね。重くないんですよ。ですから、18個セットとかもあったのでいけたかも(笑)」と逢田さんもニコニコでパクパク。
続いてラーメン(550円)が来ました。「ニアジョイらーめん部」の部員である2人は、食べる前に具やスープ、麺を細かくチェックされます。まずは逢田さんがひとすすり。「お値段がお手軽すぎて。餃子とラーメンを食べても1000円いかないので、地元に愛されるのも納得です」とコスパの良さに再び驚きの表情。
村山さんも「“近くにあったら通いたいね”って、食べながら話をしていたんですよ」とのこと。肝心の味はというと、「お腹がいっぱいでも食べられるほど、すごくあっさりしていて。チャーシューがほろほろしたお肉ですごくおいしくて。麺はモチモチでこちらもおいしかったですね」と気に入られた様子。「スープのコクが深いですね。具材はモヤシとメンマ、チャーシューとシンプルなのですが、どれを食べてもおいしかったですし、麺もモチモチで、気づいたらなくなっていました。飲んでいたかも、というくらいにスルスルって(笑)」と完食。
大谷資料館でヒンヤリと体に癒しを
「うつのみや幸楽」からクルマを10分ほど走らせると、逢田さんが行ってみたかったという「大谷資料館」に到着します。逢田さんは「観光スポットを調べるのが好きなんです」と、行く行かないはともかく旅行を考えるのがお好きなのだそう。
そして「調べている時、大谷資料館を見つけたんです。見覚えあるなと思ったら、先輩グループである=LOVE(イコールラブ)さんの楽曲“あの子コンプレックス”のミュージックビデオのロケ地だったんです。洞窟っぽい不思議な空間はなかなか行ける機会がないと思って、聖地巡礼も兼ねて行きたいなって(笑)」と、選んだ理由を教えてくださいました。
1979年にオープンした大谷資料館は、大正8年(1919年)から昭和61年(1986年)まで使われた大谷石採掘場の跡地。その広さは、2万平方メートルと、野球場がすっぽり入ってしまうほどの空間です。その不思議な雰囲気から、現在は観光だけでなく、映画やテレビCM、そしてミュージックビデオのロケ地のほか、コンサートなど様々なシーンで使われています。
エントランスから下へ降りると、屋外は30度近くなのに、坑内はヒンヤリ涼しく約10度。その昔は自然の冷蔵庫として、政府が備蓄米などを保存していたのだとか。
ちょっと寒そうにされている村山さんの手を、そっと握る逢田さん。階段が多くサンダルを履かれていることもあってか、村山さんは逢田さんに寄り添います。本当に仲良しです。
広大な地下空間が広がり、圧巻される2人。坑内を見回しながら「写真では伝わらない、ヒンヤリした感じと、天井の高さと広さの迫力がすごいですね。これを人がツルハシとかで掘っていたというのが信じられないです」と語る逢田さん。
村山さんも「もともと大谷資料館の存在を知らなかったんです。今回、行くということで、あらかじめ写真は見たのですが、珠里依が言うように、写真では伝わらない迫力がありますね」と、スケール感に驚かれた様子。
手掘り時代の様子を伝える人形や、1950年代ごろから始まった機械化された時の様子などが展示されています。手掘り時代は150×300×900mmの大きさを掘るのに、ツルハシを4000回もふるい、1人あたり1日10本程度だったのが、機械化により1日で50本掘ることができるようになったのだとか。
「切り出した石は、何に使われていたのですか?」と素朴な疑問を抱かれた村山さん。大谷石は、軽くて加工しやすく、また耐火性や防湿性に優れていることから、長年、建材として使われてきました。1960年代は、約120ヵ所の採石場が稼働していたそうですが、現在はその数は減り6ヵ所に。採掘量も年間約1万トン前後だそうです。
もともと石を置く場所だった場所は、今はステージとして活用されているとのこと。2人が登壇すれば、そこは「採掘場ディスコ」に大変身。実に華のあるステージでした。
すぐ近くではプロカメラマンが記念写真を撮ってくださるサービスも。撮影した写真は小さな写真(フォトカード)と写真のダウンロードコードが頂けます。さらに別途料金でより大きなサイズや大谷石そのものに印刷してくれるとのこと。来場した記念になりますね。
時々スマホで写真を撮りながら、終始手を繋いで坑内を楽しむ2人。「広さといい、掘り方といい、すべてが迫力満点で行けて良かったです」と逢田さんは大満足の様子。その様子を見て村山さんもニコニコ。
資料館をでて左側にはパワースポット「愛の泉」があります。再びマイナスイオンを補充する2人。ここには縁結びの神様が祀られているそうで、お参りすると固い意志(硬い石)で結ばれるのだとか。2人の絆はより強くなったことでしょう。
江戸時代へタイムトリップ!?
羽生パーキングエリア(上り線)で江戸の街を堪能
大谷資料館を離れた2人を乗せたクルマは一路帰路へ。その途中の羽生パーキングエリア(上り線)で、ひと休みしましょう。クルマを降りるや「ここがパーキングエリアなんですか?」と2人は驚きの表情。それもそのハズ、江戸時代にタイムトリップしたような建物が立ち並んでいるのですから。
到着するや静かにテンションを上げた村山さん。「私、もともと江戸時代の街並みが好きなんですよ」と村山さん。「江戸時代をモチーフにしたドラマを観て、それから江戸の街並みにハマって。YouTubeで昔の写真をただ流している動画をよく見ているんです。江戸時代に住みたいって思っていたので、まさか江戸の街並みのようなところに行けるとは思っていなかったです」と語ると、「建物の感じとか、ちょっと風情があるところがとっても素敵!」とニコニコです。
なぜ羽生パーキングエリアが江戸風の建物なのかというと、羽生に近い栗橋には、江戸の入口にあたる栗橋関所があったのだそう。そこでここ羽生パーキングエリアを現代の江戸の入口と見立てて江戸の街並みと人情を再現したのだとか。さらに人情を表現するにあたって、人情味あふれる江戸時代の人物として、時代小説「鬼平犯科帳」の主人公である長谷川平蔵に着目。そんなこんなで、作家の故・池波正太郎生誕90周年にあたる2013年12月19日に、鬼平江戸処としてリニューアルしました。
中も江戸時代っぽい雰囲気。ここでしか食べられない料理もあり、その1つが名物の「一本うどん」(850円)。商品開発に3年を費やしたという一品です。さっそく注文してみましょう。
濃厚な醤油だしの中央には、とぐろを巻いた太いうどん。その中心部には温泉卵に白ネギが置かれています。「想像していた一本うどんと違う」と逢田さん。麺を持ち上げてみると、あまりの太さと長さに驚かれた様子。それを見ていた村山さんも驚きの表情を隠せません。
そんな一本うどんを食べてみました。「インパクトが、すごくて(笑)。うどんじゃないみたいでした」と村山さん。逢田さんも「お腹いっぱいにならないんじゃないかなと思ったんですけれど、噛み応えがあって、味もしっかりしていて。甘じょっぱい感じで、1本で満足できますね」と食レポ。
食後のスイーツはたい焼き。2人は「広島風お好み鯛焼き」(330円)と「アップルシナモン&カスタードの冷たーい焼き」(300円)をチョイス。シェアしながら食べました。
「広島風お好み鯛焼き」の具は、キャベツとソース焼きそばがメイン。その上にソースとマヨネーズがかかっています。片面は玉子生地になっています! 「アップルシナモン&カスタードの冷たーい焼き」は、店内で焼き上げたたい焼きを、一度冷ましてから提供する、暑い夏に嬉しいひんやりスイーツ! 中に角切りのアップルと、カスタードクリーム、シナモンが入っています。
近くにあった、大きな番傘がある席に座って食べることにしましょう。「こういう場所で食べることに憧れていたんですよ」と村山さん。「すごくテンションが上がります」と楽しそう。
まずは逢田さんが広島風を一口。「普通のたい焼きよりも好きになるくらいにお気に入りです! トロトロとしたソースとシャキシャキした具の食感が、たい焼きの皮のモチモチ感とマッチして、おかずパンみたいな感じでとってもおいしかったです」と気に入られた様子。
「たい焼きって温かいので、それを冷やしたというのは、どんな感じなんだろう」と興味津々の村山さん。「何個でも食べられちゃいますね」というと、逢田さんは「冷やしたことで、皮がモッチモチで。食感も軽くて何個でもいけちゃいますね」と、シェアしながらたい焼きを完食しました。
「時代劇でしか見たことがない風景で。ここだけで、ひとつの観光名所という感じですね」と逢田さんはニッコリ。そんな彼女を見た村山さんもニッコリ。仲良しな2人の癒しと天然クーラーの日帰り旅は、終始笑顔の絶えない素敵な旅でした。
今月の読者プレゼント
「鬼平江戸処」で読者の皆様へのお土産を選んでもらいました。
村山さんは、オリジナルの焼き印が入った鬼平江戸処の十万石まんじゅう(1個150円)が気になる様子。ですがこちら、生ものですので賞味期限の都合、皆様へのお土産には選べないのです。ごめんなさい。
「カワイイ!」と逢田さんが手にされたのは「うさぎ饅頭」(2個入り400円)。ですが、こちらも生ものですので、お土産にはちょっと難しく……。ごめんなさい。
ということで、村山さんが選んだのは鬼平江戸処オリジナルの「たこから揚げせんべい」(860円)。同価格でイカもありましたが、村山さんはタコをチョイスしました。
逢田さんは、「火盗」と書かれた「鬼平江戸処オリジナル湯呑み」(1100円)をセレクト。火盗とは鬼平のモデルになった長谷川平蔵の役職で、主に江戸時代に放火や強盗、賭博を取り締まる人のことを指すそうです。
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