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ニアジョイ・市原愛弓と小澤愛実が関東最強の三社を巡ってパワーアップ!

2024年12月20日 17時15分更新

 アイドルグループ「≒JOY(ニアリーイコールジョイ)」のメンバーが、遊んで食べての日帰りドライブをエンジョイする連載「ニアジョイ どらい部」。2023年12月20日に連載を開始し、晴れて2年目(シーズン3)を迎えることができました。

小澤愛実さん(左)と市原愛弓さんが関東最強のパワースポットを訪問

 12月ということでグループの1年を振り返ってみると、メジャーデビューのみならず、リリースした2枚のシングルがオリコンのウィークリーランキング1位を獲得しました。2025年はさらなる飛躍の年になること間違いナシでしょう。

 そこで今回は、市原 愛弓(いちはら あゆみ)さんと小澤 愛実(おざわ あいみ)さんに、関東最強のパワースポットとして知られる「鹿島神宮」「香取神宮」「息栖神社」の3社を巡ってもらい、2025年を乗り切るべくパワーアップしてもらいましょう。

みんな大好きパワースポット巡りに挑戦!

 さて、2人はパワースポットを信じていらっしゃるのでしょうか? さっそく尋ねてみると……。

パワースポットを信じているという市原愛弓さん

 開口一番「信じてますよ」とニッコリ微笑んだのは市原さん。「今回、1日に3つの神社に行けるなんて」とうれしそうな表情を浮かべます。うれしさのあまり、今回の企画を友人に話したところ「うらやましい!」と言われたのだとか。

家族全員でパワースポットを信じているという小澤愛実さん

 小澤さんも「家族全員で信じてます!」と告白。なかでも「お母さんが好きで、誕生石などのパワーストーンとかを集めていたりします。私もそういうのを見るが好きで、一緒に買いに行ったりしていました」とのこと。

 ところで「どうして今回訪れる鹿島神宮、香取神宮、息栖神社」の3社が関東最強のパワースポットなのですか?」と疑問をもたれた2人。話は日本書紀や古事記に書かれている「国譲り」の神話にまで話が遡ります。

 その昔、高天原(天上の神々の国)を治めていた天照大神(アマテラスオオミカミ=伊勢神宮・内宮の御祭神で、天皇家の祖神)は、葦原中国(あしはらのなかつくに=現在の日本)は自分の息子(後の皇族)が治めるべきだとお考えになられたのだとか。ですが当時、葦原中国は、荒ぶる神々により争いが絶えない状態。

 そこで天照大神は鹿島神宮と香取神宮の御祭神に葦原中国を平定するように依頼。息栖神社の御祭神の案内のもと、鹿島神宮と香取神宮の御祭神は葦原中国を訪れ平定されたのだそう。その後、神様たちは現在の地(東国)に鎮座されたと伝えられています。

取材日はとても寒く、鳥居の前で萌え袖をする2人

 そのような「日本を平定した神様たち」は、関東最強と捉えても問題ないのでは? 事実、寺社詣で盛んになる江戸時代には、利根川を行き来する船に乗って3社を参拝する「東国三社巡り」で賑わっており、もちろん今でも信仰を集めています。

今回のドライブカー「トヨタ/GRヤリス RZハイパフォーマンス」

トヨタ/GRヤリス RZハイパフォーマンス(533万円/撮影車はオプション込み583万5450円)

 今回の“どらい部カー”は、「関東最強パワースポットを巡るにふさわしい最強のクルマ」ということで、トヨタ/GRヤリス RZハイパフォーマンスをご用意しました。「赤いボディーがカッコいい」と語るは小澤さん。「このクルマ、コンパクトでドアが2枚しかないんですけれど、後席はあるんですか?」と観察する市原さん。

2024 GR YARIS Rally1 HYBRID (C)TOYOTA MOTOR CORPORATION. All Rights Reserved.

 GRヤリスはトヨタがFIA世界ラリー選手権(WRC)に出場する競技車両のベースとして、2020年に誕生。2024年4月に待望のAT仕様が加わるなどのビッグマイナーチェンジが行なわれました。それを聞いた市原さんは「最初は速そうに見えなかったんですけれど……。レースに出ているクルマと聞いたら、運転してみたいなと思いました」とウズウズしている様子です。

GRヤリスの運転席に座る小澤さん(エンジンを切った状態で撮影/試座しています)

 せっかくなので、運転席に座ってもらいましょう。「室内の一部にベロア生地が貼られていてすごい感じです。あとシートベルトは絶対に黒だと思っていたので、赤いベルトでテンションが上がりますね」(小澤)

GRヤリスの運転席に座る市原さん(エンジンを切った状態で撮影/試座しています)

 「座った時のフィット感というか、キュッとする感じですね」(市原)とレーシーな車内に興味津々。

足元がかなり狭い印象。ちなみにGRヤリスは4人乗りです

 後席は小柄な2人でも狭い様子。それでは東関東自動車道を使って、最初の目的地「鹿島神宮」へ。

酒々井パーキングエリア(下り線)で少し早いお昼

クルマは酒々井パーキングエリア(下り線)へ

 都内から鹿島神宮へは、東関東自動車道を使うとクルマで約90分。休憩がてら、途中の酒々井(しすい)パーキングエリア(下り線)で、ちょっと遅い朝ご飯&ちょっと早いお昼ご飯を食べることにしましょう。

酒々井パーキングエリア(下り線)に到着です!

 酒々井パーキングエリア(下り線)は、東京から成田空港へ向かう道中最後の休憩施設ということもあってか、観光バスをはじめとして多くの人で賑わっていました。

フードコートの様子

高速道路では珍しいセルフ形式の「総(ふさ)のうどん・そば」

自由に天ぷらがチョイスできます

 明るくて綺麗なフードコートでは、定食チェーンのほか、お店で揚げた天ぷらを自由に選べるセルフ形式の「総(ふさ)のうどん・そば」や「総(ふさ)のらーめん」コーナーが用意されています。

鳥の天ぷらをとる小澤さん

自分好みのお蕎麦ができました!

山菜そばに鶏天を加えるのが小澤スタイル

 山菜そばを注文した小澤さんは、セルフ形式のそば/うどんが初めての様子。ちょっと戸惑いながら、とり天をゲットしました。

「昆布とホタテの塩ラーメンセット」を注文した市原さん

ラーメンとご飯のセットをいただくのが市原スタイル

 市原さんは悩んだ末に「お店のオススメで」と、「昆布とホタテの塩ラーメンセット」を注文。「ニアジョイらーめん部」という部活があるだけあって、メンバーは、ホントにラーメンが好きです。

それでは、いただきまーす

 それでは席についていただきましょう。窓際の席で、ちょっとポカポカです。

お蕎麦を食べる小澤さん

 お野菜が好きということもあって、山菜たっぷりのソバに満足気の小澤さん。鶏の天ぷらもサクサク食感で◎。あっという間に美味しく食べ終わりました。

ラーメンを食べる市原さん

 市原さんは、北海道産昆布、ホタテ、鶏ガラの旨味が凝縮したスープに舌鼓。北海道産ホタテ、三陸産細切り昆布も食感にアクセントが加わります。国産とろろ昆布のご飯も美味しく、朝からでもいける一杯に笑顔です。

北海道以外の高速道路で「白い恋人ソフトクリーム」を食べられるのは、関東ではここだけ!

アイスを手にした2人

 食後のデザートが口恋しいお年頃の2人。そこで北海道以外の高速道路では初出店という「白い恋人ソフトクリーム」を食べてみましょう。

白い恋人ソフトクリーム(ミックス)

アイスを食べる市原さん

 白い恋人ソフトクリームは、北海道産の生乳に白い恋人のチョコレートを加えた逸品。ホワイト、ミックス、ブラックの3種類があり、市原さんは悩んだ末に両方が楽しめるミックス(450円)をチョイス。実にぜいたくさんです。さらりとしてコクのある口あたりに、幸せそうな表情を浮かべる市原さん。あっという間にペロリです。

Premium落花生ソフトクリーム(550円)

小澤さんは笑顔でペロリ

 「ピーナッツが好きなんですよ」という小澤さんは、千葉県八街産ピーナッツが乗ったPremium落花生ソフトクリーム(550円)をチョイス。アイスは落花生味で、その上に甘めの糖蜜がかかり、まさにプレミアム。もちろん大満足!

クルマは再び鹿島方面へ

 お腹もいっぱいになりパワーアップした2人。それでは最初のパワースポット「鹿島神宮」へ向かいましょう。

広大な敷地を誇る鹿島神宮で癒される

東関東自動車道の終着点、潮来料金所に到着です。ETCレーンを通行できます

 クルマは東関東自動車道の終着点、潮来(いたこ)料金所へ。鹿島神宮への標識を頼りに一般道を走ります。

写真では小さいですが、大きな鳥居が見えてきました

 すると途中の橋から遠くに赤い鳥居「西の一之鳥居」の姿を発見。その大きさに2人は驚きの声をあげます。しばらくすると鹿島神宮に到着です。

鹿島神宮に到着です!

 鹿島神宮は、日本建国の功神・武道の神様である「武甕槌大神(タケミカヅチ)」を御祭神とする、全国にある鹿島神社の総本社。創祀は今から2600年以上前の紀元前660年、神武天皇元年という、とても歴史のある神社です。ちなみに神武天皇は天照大神の五世孫にあたる初代天皇です。

 「ところで神宮と神社の違いは何ですか?」と小澤さん。全国には8万5000の神社があると言われていますが神宮は24社のみ。そのうち皇室の祖神を祀るのが6社、歴代天皇を祀っているのが12社、皇室に関係の深い祭神を祀るのが6社です。つまり皇室に関わる神社が神宮になります。ちなみに神宮の「宮」は、建物のことを指します。その昔、神社には社だけがあり建物はありませんでした。

杉の古木で覆われた参道。優しい木漏れ日と、澄んだ空気の空間です

 大鳥居の前で一礼し参道の端を歩く2人。「鳥居を潜ってから空気が違いますね」と小澤さん。

鹿島神宮拝殿

お祈りをする小澤さん。何をお願いされているのでしょう?

拝礼する市原さん。どんなお願いごとをされたのでしょう?

 杉並木をしばらく歩くと拝殿に到着。二拝二拍手一拝でお参りをします。ちなみに勝利祈願や必勝祈願のご利益があるそうで、サッカーチームの鹿島アントラーズは毎年1月に必勝祈願をしに来ているのだとか。

鹿島神宮の中を歩く2人。参道の中央は神様が通る道ですので、端っこを歩きましょう

 拝殿での参拝後、東京ドーム15個分という鹿島神宮の境内を散策しましょう。杉やシイノキ・モミの巨樹が生い茂る中を歩く2人。歴史と自然を全身で感じて、気分もリフレッシュ。

石碑の前に到着です

 歩いていると、神様がナマズの上に乗る石碑が見えてきました。この石碑は、鹿島神宮と香取神宮の御祭神が鎮座された時、この地域は大きなナマズの悪さにより地震が頻発していたのだとか。そこで神様たちがナマズの頭尾を石(石碑では石棒)で抑え込み地震を鎮めた、という伝えを表しています。その石は「要石(かなめいし)」と呼ばれ、パワースポットとして広く知られています。

石碑から要石まで続く道

 その要石は細い道の先にあるとのこと。「大きなナマズを抑えているだけあって、大きな石なんでしょうね」と小澤さん。市原さんもどれだけ大きな石なのだろうと期待している様子です。

石の鳥居と玉垣

玉垣の中に要石があるとのこと

要石について書かれた立て札

これが要石!

 しばらくすると、石でできた鳥居と玉垣が見えてきました。玉垣の中を見ると、小さな凹型の石がひとつ。これが要石です。「思ったより小さいですね。ビックリしました」と小澤さん。地表に見えるのは頭の部分だそうで、地中には大きな石が埋まっているのだそう。それを確かめようと、その昔、徳川光圀公(黄門様)が7日7晩にわたり掘らせたものの、いつまで経っても辿り着くことができなかったばかりか、怪我人が続出したために掘ることを諦めたという逸話が残っています。

要石からパワーをもらう小澤さん

真剣な表情でパワーをもらう市原さん

 さっそく参拝をする2人。参拝後、市原さんは「ちゃんと目に焼き付けて、パワーをいただきました」とニッコリ。次の場所へ行きましょう。

御手洗池に到着

神秘的な雰囲気を醸し出す御手洗池

池の底が見えるほどの透明度

池には鯉が泳いでいます

 続いて訪れたのは、池と鳥居の姿が神秘的な御手洗池。池を覗くと、ゆったりと鯉が泳ぐ姿が見られるほどの高い透明度を誇ります。この場所は昔、参拝前に禊をする場所で、今でも二十四節気の大寒(例年1月20日)に近い土日に、大寒禊という行事が執り行なわれています。湖面を見ながら「とても冷たそう」「その時、鯉と一緒に入るんですか?」と尋ねる2人。ちなみに水温は年間を通じて10度くらいだそうです。

御手洗池の裏側

湧き水の取水口。ここの水を汲んで持ち帰ることができます

手で水の温度を確かめる小澤さん

市原さんも水に触れてみました

 池の水は湧き水で、1日で40万リットル以上の流量があります。池の裏側には、その水が湧いている場所があり、容器があれば自由に持ち帰ることができるとのこと。ちょっと触ってみると「冷たい!」と、思わず声をあげる2人。「けがれのない水という感じがしました」(市原)「飲んでみたかったです」(小澤)という2人。こちらのお水は、煮沸してから飲みましょう。

神鹿たちがいる場所

日陰で休んでいる神鹿たち

 鹿島神社の名の通り、園内では鹿(神鹿=しんろく)が32頭飼育されています。鹿は武甕槌大神のお使いと言われています。そして奈良時代の768年、左大臣の藤原永手が春日大社を創建する際、春日大社の御分霊を神鹿の瀬に乗せ奈良へと進んだのだそう。よって奈良の鹿達は、鹿島神社の鹿の子孫と言われています。

神鹿たちのエサを手にした2人

エサは1カゴ100円

2人が柵に寄ると、神鹿たちも寄ってきます

 そんな鹿たちにエサをあげてみましょう。エサは1カゴ100円で、柵に近づくとシカたちも寄ってきます。

エサを与える小澤さん

エサを与える市原さん

 「可愛い!」と思わず語る市原さん。2人は小さなシカにエサをあげたいようです。ですが、大きなオスのシカが横取り。その様子をみながら「このシカさんたちはどういう関係値なんだろう。上下関係が厳しいのかな」と小澤さんは感慨深げ。さらに「必死に食べようとする姿に、生きようとしている気持ちが伝わってきます」(市原)と、話があらぬ方向へ……。

お守りを探す2人。そこに「東国三社守」の文字が!

これが「東国三社守」(鹿島神宮で授与されているもの)

鹿島神宮の御神紋が貼られています

「東国三社守」を手にした2人

 鹿島神宮を参拝した2人は、最後にお札・お守りの授与所へ。そこで「東国三社守」(1000円)を発見。三角柱のお守りに、各社のご神紋を貼ることで「大願成就」するというもの。自分でお守りを作るという他にはない魅力と相まって、手にした2人。あと2社巡って完成させましょう。

御朱印もいただきました

 最後に御朱印をいただきました。2人とも御朱印は初めて見たのだそう。「集めてみたくなりますね」と小澤さん。こうして鹿島神宮を参拝は終了。パワーをもらったところで、息栖神社へ向かうことにしましょう。

御手洗池で自撮りをパチリ

鹿島神宮

住所:茨城県鹿嶋市宮中2306-1
定休日:なし
時間:24時間(ただし授与所・祈祷受付・御朱印は8時30分~16時30分)

息栖神社で男瓶・女瓶を見て幸運を掴む

息栖神社に到着です!

 鹿島神宮からクルマに乗ること約30分。息栖(いきす)神社に到着しました。主祭神に久那戸神を祀る神社で、厄除招福、交通守護、そして縁結びの御利益があるのだとか。社伝によると創建は第15代応神天皇の時代で、大同2年(807年)4月13日、藤原内麻呂によって現在地に移転したと伝えられています。

息栖神社の神門

 松、杉などの老大樹が繁る下を歩いて行くと、大きな神門の姿が。こちら弘化四年(西暦1847年)の建築です。

息栖神社の社殿

お願いごとをする小澤さん

お願いごとをする市原さん

 そして社殿へ。2人は静かに参拝します。願いごとが叶うといいですね。

大きな招霊の木

 ご神木をはじめ、境内には様々なパワースポットがあります。なかでも目を惹いたのは招霊の木(オガタマノキ)。造幣局によると1円硬貨の裏側にある木は「若木」をデザインしたとのことですが、俗説では招霊の木をモデルにしていると言われています。

御神紋を受け取った2人

息栖神社の御神紋

 2人は授与所で、「三社巡り守」に作りに必要な息栖神社の御神紋(500円)を受け取りました。残りはあと1つです。

御朱印もいただきました。ピースではなく、二社目という意味です

 もちろん御朱印もいただきました。これにて息栖神社の参拝は終了……、ではありません。参道にあるパワースポットに行きましょう。

パワースポットで知られる「忍潮井(おしおい)」に行きましょう

「忍潮井(おしおい)」の鳥居の両脇には小さな鳥居があります

「忍潮井(おしおい)」の由来について書かれた石碑

 パワースポットは、二の鳥居の反対側、水辺に立っている一の鳥居の両脇にある、小さな鳥居が建てられた井戸「忍潮井(おしおい)」。忍潮井は194年に造られ、どちらも1000年以上もの間、清水を湧き出し続けてきたという日本三大霊泉のひとつです。

「忍潮井(おしおい)」の女瓶

女瓶の水面。中の井戸の中央に瓶がある(そうです)

 井戸の底に据えられた男瓶・女瓶が見えれば幸運が訪れるとされています。女瓶の水を男性が、男瓶の水を女性が飲むと縁結びのご利益があるとも伝わっています。現在、直接飲むことはできませんが、境内の手水舎の奥にある湧き水は、忍潮井と同じ清水で、お水取りをすることができます。

男瓶をのぞき込む2人

井戸の底にある男瓶を懸命にのぞき込もうとします

水面が反射して見えません……

 2人は一生懸命、男瓶をのぞき込もうとしますが「光が反射して見えない」(小澤)と苦戦。結局「ちょっと見えた気がします」(小澤)というので、見えたことにしましょう。

「忍潮井」の近くに大きな工事現場が

今後、観光施設ができる予定とのこと

 「忍潮井」のすぐ近くでは、これから大きな工事が行なわれるそうです。どうやら令和7年を目途に、神栖市が観光施設を作る予定のようです。令和の東国三社巡りでうれしい休憩スポットになりそうです。

息栖神社を堪能した2人は自撮りをパチリ

息栖神社

住所:茨城県神栖市息栖2882
定休日:無休
時間:24時間/8時30分~16時00分(社務所)

 こうして息栖神社でパワーチャージした2人。それでは最後のパワースポットである香取神宮に向かいましょう。

森林浴ができそうなくらいの木々が魅力の香取神宮

香取神宮の一の鳥居「津宮鳥居河岸」に到着

 最後に訪れるのは香取神宮。息栖神社からクルマに乗ること約30分で到着します。その前に、利根川に面して建つ香取神宮の一の鳥居「津宮鳥居河岸」にお邪魔してみましょう。

その昔は、「津宮鳥居河岸」から参拝していたそうです

香取市の重要文化財に指定されている常夜灯

 川沿いに立つ鳥居を見ながら「ドラマとかで出てきそうな風景ですね」と語り合う2人。「夕暮れの時とか、すごく綺麗かも」と小澤さん。近くには岸には燈台の役目を果たした常夜灯や、与謝野晶子の歌碑が建っています。

津宮鳥居河岸

住所:千葉県香取市津宮
定休日:無休
時間:24時間

香取神宮に到着

 香取神宮の駐車場からお団子屋さんが立ち並ぶ参道を抜けると大きな鳥居が見えてきます。「亀甲山(かめがせやま)」と称される丘陵上に鎮座する香取神宮は、経津主大神(フツヌシオオミカミ)を主祭神とする名社です。

 創建は神武天皇の御代18年(紀元前643年)で、全国に400社ある香取神社の総本山。家内安全、産業(農業・商工業)指導の神、海上守護、心願成就、縁結、安産などに尊崇を集めています。

香取神宮の境内マップ

社殿までは長い坂を登ります

灯篭にはシカのレリーフが

 境内の面積は12万3千平方メートル。「亀甲山」の名の通り、境内は坂道と階段が多く、かなり足にこたえます。灯篭をよく見ると、そこにはシカが描かれています。ちなみに境内の奥にはシカ園があるそうです。

香取神宮の拝殿

 拝殿を見た小澤さん。「香取神宮と異なり、こちらは黒を基調にしたゴージャスな感じがします」とのこと。

参拝をする小澤さん

参拝をする市原さん

 そして参拝。何をお願いしているのでしょうか?

香取神宮の御神紋をいただいた2人

香取神宮の御神紋

 参拝後に授与所で3つ目の御神紋(500円)を受け取った2人。これで世界にひとつの「手作りお守り」ができますね。

境内を散策する2人

玉垣が姿を現わします

要石の説明

 境内を散策しましょう。小さな小道をしばらく歩くと、要石に到着です。鹿島神宮の要石は大鯰の頭、香取神宮の要石は尾を抑えているとか、両者の石は地中で繋がっているとか、色々な言い伝えがあります。

香取神宮の要石

「念(おも)いがかなう かなめいし」「石は意思に通じます」と有難い言葉

要石からパワーをもらう小澤さん

要石からパワーをもらう市原さん

 「鹿島神宮の要石が小さかったので、てっきり小さいのかなと思ったら、意外と大きくて、まんまるの可愛いフォルムですね」と小澤さん。ということで、2人ともパワーをもらうべく参拝。

御朱印も三社分。これで「東国三社巡り」終了です

 こうして鹿島神宮の参拝も終えて、御朱印も3社コンプリート。こうして3社からパワーを授かった2人。「昔の人は徒歩や舟を使って何日もかけて巡られたんでしょうね。でもクルマだと1日で回れて、本当にありがたいことです」と小澤さん。「奈良の鹿は鹿島神宮がご先祖だった、などが書かれた立て看板を読みながら、教科書を思い出しました」と、歴史の時間を思い出したようです。

 「日本の文化を感じました。外国だとキリスト系で教会だったりしますけれど、日本は神道と仏教で、神社やお寺ですよね。それが何千年も続いていて、これからも続くんだなと感じました」と市原さん。

 こうしてパワーアップした2人。3月1日に3周年記念コンサートを行なうなど、2025年はさらなる飛躍の年になること間違いナシです。

香取神宮の参道で自撮りをパチリ

香取神宮

住所:千葉県香取市香取1697
定休日:無休
時間:24時間/8時30分~17時00分(社務所)

 お正月に東国三社巡りを考えられる方もいるかと思います。神職の方に話を聞いたところ、例年境内はもちろんのこと、駐車場が大変混雑するそうで2~3時間待ちになることもあるとか。また、公共交通機関を使う際、一部の路線は三が日は運休するほか、普段も運行は1日3本など大変本数が少ないため、ご注意ください。

東国三社守が完成! これでパワーが満ちあふれる!

編集部で「東国三社守」作りに挑戦です!

東国三社守

 都内に戻ってきた2人。読者プレゼントのチェキにサインを入れたあとで、「東国三社守」作りに挑戦です。

真剣にお守りを作る2人

世界にひとつだけのお守り、完成です!

 御神紋の裏側は両面テープが貼られており、それをお守りに貼るのですが「向きとかあっているのかな?」「これってココ?」と、ちょっとだけ苦戦。市原さんは「ちょっとズレたかも。気になる!」と微調整。でき上がったお守りを見て「カワイイ」と小澤さん。

 これで大願成就のお守りが完成しました。お願い事が叶うといいですね。

今月の読者プレゼント

酒々井パーキングエリア(下り線)のお土産コーナー「活の蔵」

 今回も読者の皆様に向けて、2人からお土産があります。今回は行きがけに寄った酒々井パーキングエリア(下り線)で選んでもらいました。

「濡れ煎餅」に興味を抱く小澤さん

 小澤さんは前回に引き続き「のびねこ」のストラップを探されている様子。ですが残念ながら見つからず……。お菓子に変更と銚子電鉄の「ぬれ煎餅」(1枚130円)をチョイスしようとしましたが、こちらは賞味期限の都合で断念。ですが、個人的にぬれ煎餅と、さらにピーナッツ煎餅も買っていました。

シュガーリングバームを手にする市原さん

 市原さんは手作りのバームクーヘン「シュガーリングバーム」(1296円)に興味津々。こちら那須御養卵をふんだんに使ったお菓子とのことですが、こちらも賞味期限が……。

小澤さんが選んだ「香るピーナッツクリーム渋皮入りビター」(928円)を、サイン入り「ニアジョイどらい部」ステッカーをつけて3名様にプレゼント

 長考の末、小澤さんは大好きなピーナッツがたっぷりの「香るピーナッツクリーム渋皮入りビター」(928円)をチョイス。徹底的に香りにこだわったピーナッツクリームです。「無糖タイプとスイートタイプもあったのですが、色々な方に選んだものを食べて欲しいなということでビターを選びました」。

市原さんが選んだ「HUNTER'Sポテトチップス黒トリュフ風味」(691円)を、サイン入り「ニアジョイどらい部」ステッカーをつけて3名様にプレゼント

 市原さんからのお土産は「HUNTER'Sポテトチップス黒トリュフ風味」(691円)。ドバイ発のリッチな一品です。選んだ理由は「今売れていますと書いてあったので、いいんじゃないかなと思って」と笑いながらセレクト理由を教えてくれました。

 また、成田空港から近い場所なので、国際的な点も選んだポイントだとか。「普段からポテトチップスとか結構食べたりするので、皆さんに高級なポテトチップスを食べてもらいたいなと思いました」とのこと。

 市原さんと小澤さんが選んだお土産を、「ニアジョイ どらい部」の特製ステッカー(サイン入り)をつけて、各3名、合計6名様にプレゼントします! ご希望の方はハイウェイウォーカー公式X(@Highway_Walker)をご確認のうえ、ふるってご応募ください。

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