群馬県立館林美術館は1月26日まで、開館20周年記念「フランソワ・ポンポン展 動物を愛した彫刻家」を開催中。
20世紀前半のフランスにおいて革新的な動物彫刻を生み出した彫刻家、フランソワ・ポンポン(1855~1933)の日本初の展覧会。動物の観察を行なった上で古代エジプト美術にならった形態の単純化を進め、1906年に生命感と洗練化の完璧なバランスをもつモダンな動物彫刻を世に出し、1922年に発表された体長2.5mの記念碑的な傑作「シロクマ」は一躍注目を集め、亡くなるまでの十数年間にさまざまな動物彫刻を生み出し活躍した。
本展ではフランスのディジョン美術館、出身地ソーリューのフランソワ・ポンポン美術館、パリのオルセー美術館の作品と当館の作品を合わせ、初期から晩年までの石彫、ブロンズ、石膏、デッサンなどおよそ90点を紹介。ポンポンが収集した動物の写真や絵はがき、ポンポンが使った道具などを通して、ポンポンの動物彫刻誕生の背景と魅力に迫る。
開館20周年記念「フランソワ・ポンポン展 動物を愛した彫刻家」
※フランソワ・ポンポン関連資料より―石膏のひみつ―[別館・彫刻家のアトリエ]
会期 :1月26日まで
時間 :9時30分~17時 (入館は16時30分まで)
休館日:月曜日(1月11日休館)
観覧料 一般900円/大高生450円
※団体割引料金あり、中学生以下・障害者手帳提示により本人および介護者1名無料
イベント情報:http://www.gmat.pref.gunma.jp/ex/exnow.html
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。
ハイウェイウォーカーの最新情報を購読しよう