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北海道立旭川美術館、ジャンルや国を超えた「モダンの芸術」を振り返る展覧会を開催中【道央自動車道 旭川鷹栖ICから約5km】

2023年02月01日 18時00分更新

 北海道旭川市の北海道立旭川美術館は3月12日までの期間、展覧会「モダンの芸術 100年前のヨーロッパ、日本、旭川」を開催している。

 今から100年前の1920年代。第一次と第二次世界大戦の間というこの時代、芸術の都として人々を惹きつけていたパリでは、美術のみならず音楽、文学、映画、工芸など、さまざまな芸術が開花した。このとき活躍した「エコール・ド・パリ(パリ派)」と呼ばれた画家たちの多くは、新たな表現を求めパリに集ったフランス国外からの異邦人だという。

 日本からも多くの画家が渡欧するようになり、ヨーロッパ美術の動向は日本画壇に大きな影響を与えていったという。北海道における1920年代は、はじめて全道規模の公募展が創立され、三岸好太郎など、道産子の画家たちが日本画壇で頭角を現していった。旭川では、高橋北修をはじめとする絵画好きの青年たちが初の画会を立ち上げ、道内の画家たちと交流し新たな美術の発信地となるべく奮闘した。

 本展は、ヨーロッパ(フランス)、日本、旭川で100年前に展開された芸術を紹介。エコール・ド・パリの作品を数多く収蔵する北海道立近代美術館を中心に、北海道立三岸好太郎美術館(mima)と本館コレクションから、絵画・工芸などおよそ90点によって、ジャンルや国を超えた「モダンの芸術」を振り返る。

モダンの芸術 100年前のヨーロッパ、日本、旭川
会期:〜3月12日
場所:北海道立旭川美術館(旭川市常磐公園内)
開館時間:9時30分〜17時(入場は16時30分まで)
休館日:展示替えのため臨時休館あり。詳しくはスケジュールカレンダーより
観覧料:一般800円(600円)/高大生500円(400円)/小中生300円(200円)
※( )内は前売料金、10人以上の団体料金、リピーター割引料金(本館または他の道立美術館で開催した特別展の観覧半券を提示の場合。1枚で1人1回限り有効。有効期限は半券に記載)
※身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持つ人とその介護者1人無料

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。 またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。

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