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「サクラソウの八重咲とそれに関わる遺伝子」がテーマ! 国立歴史民俗博物館、「伝統の桜草」を開催【東関東自動車道 四街道ICから約8km】

2023年03月30日 18時30分更新

 千葉県の国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑では4月11日~30日の期間、特別企画「伝統の桜草」を開催する。

 伝統の桜草とは、江戸時代中期以降、園芸家によって野生株の中から変わった花が探し出され、多くの品種が作り出されてきた一連の桜草を指す。こうした多様な花色・花形の桜草を展示するとともに、2003年に寄贈された桜草花壇によって伝統的な観賞方法を再現するなど、展示方法にも工夫をしているという。

 また、今年度は「サクラソウの八重咲とそれに関わる遺伝子」をテーマとして、まずは花の形態形成に関わる遺伝子のABCモデルを紹介し、次に、八重咲サクラソウの分解・観察により、雄しべが花弁に変化することで八重咲化していることを紹介。

 さらに、サクラソウのABCモデルに関わる遺伝子を対象として、がく、花弁、花筒、雄しべ、雌しべの各器官の発現傾向について一重咲と八重咲での違いをパネルで解説する。

 あわせて、2007年に収集した八重咲の品種や2010年に収集した野生系の品種、2013年から2015年にかけて収集した現代の新花も展示を行なう。

伝統の桜草

会場:国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑
期間:4月11日~4月30日
開苑時間:9時30分~16時30分(入苑は16時まで)
休苑日:4月17日・24日
料金:個人100円
   ※高校生以下は入苑無料
   ※障がい者手帳等保持者は手帳等提示により、介助者と共に入苑無料
   ※博物館の総合展示・企画展示は別途料金がかかる
    ※博物館の半券の提示で、当日に限りくらしの植物苑に入場可能。また、植物苑の半券の提示で、当日に限り博物館の入館料が割引になる

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