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江戸民衆の豊かな想像力に触れよう! 国立歴史民俗博物館、特集展示「黄雀文庫所蔵 鯰絵のイマジネーション」9月5日まで【東関東自動車道 四街道ICより車で約8km】

2021年07月28日 13時30分更新

9月5日まで

 国立歴史民俗博物館では、企画展示室Aにて特集展示「黄雀文庫所蔵 鯰絵のイマジネーション」を9月5日まで開催中。

 安政2年10月2日(1855年11月11日)の夜に発生し江戸の町に甚大な被害をもたらした安政江戸地震の直後から、被災状況を伝える瓦版などさまざまな出版物が売り出された。なかでも、地震の元凶とされた地中の大鯰をモチーフとした「鯰絵」と呼ばれる戯画的版画は、同年末に禁止されるまでの間、200種を越えるものが発行されたといわれている。

 本展では、浮世絵研究者で収集家としても知られる佐藤光信氏(平木浮世絵財団理事長)の個人コレクション「黄雀文庫」所蔵の鯰絵コレクションを展示。錦絵や絵本など江戸時代の浮世絵を中心とした多彩な内容を誇り、質・量共に国内最大級としている。

 未曽有の災害に遭いながらも、諧謔の精神でたくましく乗り越えようとした江戸の民衆の豊かな想像力を、主として江戸の都市文化の文脈の中でとらえる。

 料金は、一般600円、大学生250円。開館時間は9時30分~17時00分(入館は16時30分まで)。休館日は毎週月曜日(月曜が休日の場合開館し、翌日が休館。8月10日は開館)。

国立歴史民俗博物館
住所:千葉県佐倉市城内町117
最寄り:東関東自動車道 四街道ICより車で約8km

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
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