アイドルグループ「≒JOY(ニアリーイコールジョイ)」のメンバーが、クルマで東日本の日帰り旅をエンジョイする「ニアジョイどらい部」。今回は大西 葵(おおにし あおい)さんと山野愛月(やまの ありす)さんが、千葉県の「成田ゆめ牧場」にお邪魔してアウトドア体験をしました!
ニアジョイどらい部シーズン2がスタート!
前回の軽井沢編で、メンバー全員が一巡した「ニアジョイどらい部」。今回から“少しだけ”パワーアップしたシーズン2が始まります。記念すべきシーズン2の初回を飾るのは、大西 葵さんと山野愛月さんの2人。大西さんは2回連続の出演です。
大西さんによると、2人は「服の趣味が似てるんですよ」なのだとか。山野さんは続けて「一緒に服を買いに行ったりします」と話します。山野さんは「取材先が牧場ということで、前もってオーバーオールにしようねって話しました」と、今回ペアルックのワケを説明してくれました。とっても仲良し感がいっぱいですね。
都内からクルマを走らせること1時間弱で、今回の目的地「成田ゆめ牧場」(千葉県)に到着。成田ゆめ牧場は搾乳専業牧場として1887年に開設した牧場で、100周年を記念した1987年に観光農場「成田ゆめ牧場」としてリニューアルしました。都心部から近い場所で酪農体験ができるほか、牧場内で採れた牛乳を使ったグルメやオートキャンプが楽しめるとあって、平日も賑わいをみせています。
子供の頃、牧場に行ったことがあるという大西さんに対し、山野さんは牧場に行くのは初めてとのこと。園内に入るとカントリー風のオシャレなお店が並び、お土産のほか、牧場で採れた牛乳を使ったアイスなどの乳製品も売っています。さっそく「アイス食べたいです!」と山野さん。それはあとでのお楽しみということで……。
今月のドライブカー:日産自動車「キャラバンMYROOM」
事前に2人からキャンプかグランピングをやってみたいという話を聞いていたので、少しだけキャンプ体験をしてもらいたいと思います。ただ、テントを建てるのは大変ですので、ニアジョイどらい部らしくクルマで解決しましょう。「子供の頃は、両親とキャンプをしたことがあります」という山野さんと、「キャンプはしたことがないんですよ」という大西さん。キャンピングカーは見るのも乗るのも初めてです。
日産自動車のキャラバンMYROOMは、後席および荷室スペースを架装した1台。荷室のスライドドアを開くと、明るくウッディな室内には両サイドにブラインドがあり、オシャレな空間が目に飛び込んできます。室内を見た2人は「え?」と驚かれた様子。
後席は背もたれの向きを変えることでリラックスできるソファに早変わり。そして付属のテーブルを取り付ければ、快適なスペースが完成します「これ面白い!」と2人は声をあげますが、驚きはまだまだ続きます。
車両後端についているロールスクリーンを降ろすと、プロジェクターがあれば、車内はミニシアターに。感嘆の声が挙がりましたが、これでもまだ驚くのは早いのです。
運転席側側面に取り付けられた板を倒すだけで、横幅1.2m、奥行き2.2mというダブルサイズのベッドが完成したではありませんか。
さっそく寝心地をチェックする2人。「寝ることもできて、おうちみたいでビックリしました」(山野)、「落ち着くお部屋という感じ。キャンピングカーに乗ってみたかったのでうれしかったです」(大西)と気に入られたご様子です。
キャンプで困るのが電源まわり。成田ゆめ牧場ではAC100Vが用意されています。そして、キャラバン MYROOMには電源を車内に引き込む端子やケーブルが用意されているほか、クルマのあちこちに100Vのコンセントもありますので、これらを使えば車内で家電が使えます!
まさに自室が移動している感じで、「MYROOM」の名に噓偽りナシです!
ちょっとだけキャンプ気分を味わったところで、成田ゆめ牧場を楽しみましょう。
千葉県産牛のBBQと自家製モッツァレラピザに大満足
2人から「BBQがしたい」という希望を聞いていたので、バーベキューハウスでBBQをしましょう。成田ゆめ牧場のバーベキューハウスは建物の中なので、雨の日や熱い日でも快適にBBQが楽しめます。さらに愛犬と一緒に入店できます。
2人ともご当地牛の肩ロース100gに野菜、ライス、そして自家製ヨーグルトがセットになった「せんば牛セット」(2290円)を注文。待つ間「千葉を音読みして“せんば”牛なのですね」と山野さんは感心。大西さんは「これからいただく牛って、この牧場で育てられたものですか?」と、道中に見かけた牛を思い出した様子。ここの牧場で育てられた牛肉ではないと聞いて、安堵の表情を浮かべました。
鉄板にお肉を置いた山野さん。ジュッという音を聞いて、「この音がイイですね」と2人の顔から思わず笑みがこぼれます。
焼き上がったところで、特製のタレにつけてライスにオンする大西さん。その様子を見て、山野さんもライスにオン。そしてパクッ! 「おいしい!」と声を揃える2人。「お肉が柔らかいです」(山野さん)、「さっぱりとしてクセがないんですね」(大西さん)と語るや、箸がやめられない止まらない様子。単品メニューで、このお肉はもちろん、ベーコンや豚肉スライスなども注文できます。
続いてお邪魔したのは、入口近くにある「ピザタイム」。ここでは自家製モッツァレラチーズをたっぷり使ったピザが楽しめます。カントリー調の建物に入ると大西さんは「トマトバジルピザ」(1050円)、山野さんは「チーズピザ」(950円)を注文。ピザの大きさは19cmほど。一見小さいのですが、食べてみると結構ボリュームがあります。
「モッツァレラチーズが本当においしい!」という山野さん。「どっちもおいしいですね。チーズピザの方が食べやすいかな。トマトソースはこぼれやすいので」と大西さん。こちらもペロリと食べてしまいました。
さらに「チーズたっぷりフライドポテト」も追加! その名のとおり、フライドポテトの上に、これまた牧場で作られたチーズがたっぷり乗った一品です。到着するや大西さんは山盛りのポテトに驚いた表情。ですが食べ始めたらやめられないとまらない。
山野さんも「チーズフォンデュみたいなチーズがポテトに合いますね」と、こちらもやめられないとまらない。こうして2人は、BBQセット&ピザ&ポテトを見事完食されたのでした。
牧場のアイドルが現役アイドルに大興奮!?
お腹がいっぱいになったところで、おいしいチーズを作ってくれた乳牛たちにごあいさつ。成田ゆめ牧場では、ホルスタイン種とジャージー種を約250頭飼育しており、1頭あたり少ない時で20リットル、多い時で50リットルの牛乳が採れるのだとか。
2人とも牛を間近で見るのは初めて。搾乳体験や牛舎見学などもできるそうですが、今回は乳牛の「えさやり」(200円)に挑戦。干し草が入ったザルを手にした山野さんと、その様子を遠目から見つめる大西さん。
世にも珍しい純白のホルスタインにして、成田ゆめ牧場のアイドルでもある「すずらん」に、エサかごを持って近づく山野さん。すると、すずらんは必死の形相で柵の間に顔をねじこませ、長い舌をつかって山野さんの持っていたカゴの中身を全部ペロリと持って行ってしまったではありませんか。
「牛ってのんびりしているイメージがあったので、手であげようと思ったんです。そしたら、すずらんの勢いがすごくて(笑)」と驚いた表情。再び200円を払ってエサやりに挑戦です。今度はほかの牛にエサをあげようとしたところ、すずらんはほかの乳牛を押しのけ再びペロリ。400円の餌は、あっという間にすずらんのお腹に……。
大西さんもエサやりに挑戦です。今度こそほかの乳牛にエサを、と思ったのですが、ここでもすずらんがペロリ。食べ終わったすずらんは、満足したのかどこかへ行ってしまいました。
すると今度は、すずらんの母親にあたる「らんらん」が大西さんに近寄ってきました。エサはもうないので、頭をなでなで。「小学校のときのホウキみたいな感じ」と、もふもふではなく、ちょっと硬い毛質に興味津々。
山野さんもすずらんの頭をなでなで。これからもおいしい牛乳をたくさん作ってくださいね、ということで、乳牛たちとお別れしました。
今度は小動物! ふわふわウサギたちに癒される
成田ゆめ牧場は、乳牛のほかにもモルモットやトリ、ヒツジ、ポニーなども飼育し、触れあうことができます。そこで牛舎の近くにある「うさふわルーム」にお邪魔し、ウサギと遊んでもらいましょう。
うさふわルームに入ると、約70羽のウサギがお出迎え。抱きかかえるのはNGですが、なでたりエサをあげたりすることはできます。2人ともウサギを触るのは初めてだそう。
「ウサギを飼ってみたいと思ったこともあったのですが、(飼育が)難しいと聞いたので」と、ウサギに興味を持っても、飼う機会がなかったという山野さん。「ふわふわで愛おしかったです」と笑顔で色々なウサギと戯れる姿は心底楽しそうです。
大西さんは、ひたすら1羽をなでなで。するとウサギは次第に足を伸ばし、まるで液体のように溶けたような状態に。「永遠に撫でさせてくれて、とてもうれしかったし、可愛かったです」と、飽きることなくずーっと撫でていました。
そんな2人の様子を、うさふわルームの管理人「めんちゃん」が優しく見守って……と思ったら、ずーっと寝ていました。
童心に戻って芝すべりをエンジョイ
うさふわルームを出ると「芝すべり」(無料)を見つけたお2人。そりの底面に油をつけて、いざ挑戦!
結構な急斜面に「ちょっと怖いなぁ」という山野さんでしたが、滑ってみると満面の笑みに。大西さんも「楽しかった! 子供の頃の気持ちに戻りました」というわけで、何度も滑っては頂上に行って再び滑走するを繰り返していました。
「アイス食べたい!」「では作りましょう」「え!?」
そうこうするうち、3時のおやつの時間に。山野さんが楽しみにされていたアイスをいただきましょう。「どんな味がするんだろう」と山野さんはいてもたってもいられない様子。大西さんも目をキラキラさせて心待ちにしています。
アイスクリームを販売する「ミルキーハウス」を通り過ぎて向かった先は「手作り体験教室 イベントホール」。「ここでアイスが食べられるんですか?」と担当者に尋ねる山野さん。ですが「ご自身の分は、ご自身で作っていただきます」と聞き、驚いた表情をみせる2人。ということで「ミルクアイス作り教室」を受講してもらいましょう。なお、ミルクアイス作り教室は、休日の12時と15時のみ開講しており、あらかじめ予約が必要です。
2人の目の前には、2つのプラスチック容器と大量の氷と塩。そして、成田ゆめ牧場で販売するアイスの素が入った銀色の密閉容器。「アイスを作るときって、材料を混ぜたりはしないんですか?」と大西さん。おいしいアイスのレシピは門外不出ですからね。
プラスチックの容器に氷を半分位入れたら、銀色の容器を入れて、さらに氷を入れて、最後に塩を入れて封印。これで内部はマイナス20度くらいになるのだそう。そして一回り大きな容器に入れて封をします。
そして担当者から「それでは5分間、振ってください」との指示が。一生懸命振りまくる2人。振りながら「まだですか?」「腕が……」と音を上げるたびに「あと3分」「あと2分」と担当者から残り時間を告げられます。
そうして5分が経ち、銀色の容器を取り出して中を開けると、ジェラートに似たアイスができているではありませんか。
さっそくパクッ。「おいしい」「すごく濃厚」と舌鼓。「今まで食べたどのアイスよりおいしい」(山野)、「今までの人生の中で、トップ3に入るくらいにおいしい」(大西)と満面の笑みでペロッとたいらげてしまいました。
時間はあっという間に夕方に。「両親と一緒にキャンプとかしたいです」(大西)、「すごく楽しかったので、また行きたいです」(山野)と、大満足で牧場をあとにしました。
Pasar幕張で完熟バナナミルクに大満足
帰路へ向かうクルマは東関東自動車道~宮野木料金所から京葉道路で都内へ。途中の「Pasar幕張」(幕張パーキングエリア上り線)で、休憩することにしました。
単なる休憩施設ではなく、積極的に立ち寄りたくなる施設をコンセプトとした「Pasar」ブランドは、2008年にこの幕張パーキングエリアから始まりました。その後、羽生や三芳、守谷、蓮田と拡大を続けています。ちなみに、Pasarはパーキングエリア(PA)とサービスエリア(SA)の略称にリラクゼーションの頭文字「R」を組み合わせた造語で、インドネシア語で「市場」、スペイン語の「立ち寄る」という意味もあるそうです。
大きなフードコートには、おいしいお店がいっぱい。2人ともお腹いっぱいということでしたが、どんぶり専門店「一所懸命 肉丼の星」で、ローストビーフ丼のメガ盛に少し惹かれていたようです。
そんな2人がいただいたのは「館山 佐藤商店 完熟バナナジュース」の「完熟バナナミルク」(539円)。佐藤商店は昭和6年に創業したバナナ専門店で、台湾やエクアドル、フィリピンなどから青いバナナを仕入れ、厳密に温度管理をした熟成庫で追熟。3代に渡り逸品の完熟バナナを販売しています。
そんなバナナと千葉県産限定生乳100%の「つくも酪農牛乳」とのマリアージュが楽しめる完熟バナナミルク。「甘いですけど、すごくスッキリしています」(大西)、「気づいたら全部飲んでました」(山野)と、自然な甘さでやめられない止まらない。同店では、完熟バナナミルクの上にチョコレートをかけた「完熟バナナチョコ」(605円)や完熟バナナソフトクリーム(539円)も好評のようです。
場内を歩いている最中に、あちこちでカワイイゆるキャラのイラストを見つけた2人。こちらはPasar幕張に住む「ぴーにゃん」という子猫。頭に千葉のピーナッツの殻をかぶって幸運を呼ぶ黄色い子猫がコンセプトで、高速道路の無事故を願っているのだそう。時折出没しているそうですが、この日はいなかったようです。ちょっと残念そうでしたが、ノベルティグッズをいただいてカワイイと大喜びをした2人でした。
今月の読者プレゼント
そんな2人から、読者の皆様へお土産プレゼントがあります。Pasar幕張(上り線)のショッピングゾーン「旬撰倶楽部」で大西さんと山野さんが選びました。
大西さんが最初に手にしたのは、千葉県産のプレミアム素材を使った贅沢プリン「キヌノワ」のイチゴ味が気になると大西さん。濃厚プリンの上には、いちごジュレがたっぷり。その名のとおり、実にぜいたくな一品です。
山野さんは、成田市生まれの「黒平(くろべら)まんじゅう」が気になる様子。昔ながらのせいろ蒸しで、しっとりモチモチ、ほどよい甘さの黒糖風味豊かな味わいが魅力の一品です。ですが、いずれも賞味期限が短いため断念。再びお土産を探します。
悩んだ結果、大西さんは千葉県産の落花生をホイップのような軽いクリーム状に仕上げた「ピーナッツクリーミーバター」を、山野さんは千葉県産はちみつ×マスカルポーネチーズ×ヨーグルトの絶妙ハーモニーの絶品「はちみつティラミスラングドシャ」をセレクト。
このお土産とサイン入り特製ステッカーをセットで各3名、計6名様にプレゼントします。ご希望の方は、ハイウェイウォーカー公式X(@Highway_Walker)の当該ポストをご確認のうえ、ふるってご応募ください!
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