アイドルグループ「≒JOY(ニアリーイコールジョイ)」のメンバーが、クルマで“関東日帰り旅”をエンジョイする「ニアジョイどらい部」。
今回は髙橋 舞(たかはし まい)さんと山田 杏佳(やまだ ももか)さんの2人に、茨城県の奥久慈地方で樹上完熟リンゴ狩りに挑戦してもらいました。
この日の衣装は“初恋シンデレラ”
この記事が公開される10月下旬に合わせて服をチョイスしてきた2人。
“シンデレラ姫”のような装いは髙橋さん。「このワンピースは、先輩の大谷映美里さん(=LOVE)がプロデュースされているアパレルブランド“Rosé Muse”の服なんです。買おうか迷っていたところ色々な人から、買った方がいいと背中を押してもらいました。可愛くて特別な日に着たくなります。今回はリンゴをはじめ、赤が多く登場すると聞いたので、逆に青系の服を思い切って着てきました」と、勝負服での参加とのこと。
ガーリーな装いの山田さん。「今回のロケの掲載は秋頃と聞いたので、半袖でありながら読者のみなさんから“秋っぽいね”と言ってもらえるような服を選んでみました」とのこと。「私が学生の初恋感、舞がシンデレラ感ということで、セカンドシングル“初恋シンデレラ”をよろしくお願いします(笑)」と、10月16日に発売したばかりの新曲をしっかりアピールしました。
プライベートでも遊びに行ったり、頻繁に電話をする間柄だという仲良しな2人。髙橋さんによると、山田さんは「芯がしっかりあって性格が良くて、困った時は絶対に助けてくれるし、絶対連絡してくれる大好きな人」と、少し顔を赤らめて告白。
それを受けた山田さん。髙橋さんのことを「変わっていると思います。落ち込んでいると思ったら次の日にはケロっとして。舞が頑張ると言ったら、私も頑張らないといけないなって思うんです」と、かけがえのない存在だと教えてくれました。
今回のドライブカー「Honda/CIVIC TYPE R」
2人のドライブをおともしたのは、チャンピオンシップホワイトのボディーカラーに赤いエンブレムが眩しい、Hondaのスポーツカー「CIVIC TYPE R」(499万7300円)。走りの本質と官能が溶け合ったHonda至高の1台で、「ニアジョイどらい部」初のMT車です。
赤い車内に驚いた山田さん。「シートベルトまで赤くて特別感がありますね。ドアを開けたら赤いというのが素敵だなって」と語ります。
髙橋さんは「運転席のシートが普通のクルマと違って、形がすごいですね」とスポーツシート特有のホールド感に驚いたようです。
「後部座席は黒いんですね」という2人。乗り心地はちょっと硬めですが、普通のクルマとあまり変わらないのでは? というので……。
ドライブモードを「+Rモード」にチェンジしてアクセルペダルを踏み込んでみましょう。するとアグレッシブな加速とともに、太いエキゾーストノートが車内に轟き渡ります。その走りに、2人はおおはしゃぎ。Honda流「走りの本質と官能」を体験したところで、リンゴを味わいに行きましょう。
朝から茨城のブランド蕎麦で舌鼓
今回リンゴ狩りをする場所は、茨城県北部にある自然豊かな大子町(だいごまち)。ナビによると都心から常磐道に乗って約2時間半とのことでしたので、朝早くの集合となりました。
都心を抜けて常磐道を走ること約1時間半。友部サービスエリア(下り線)で、朝ご飯を食べましょう。「武家屋敷」と「蔵」をイメージしたという建物はモダンでオシャレです。
せっかくなので地元の名物を食べてみましょう。茨城県のブランド品種“常陸秋そば”が楽しめる「手打ち蕎麦処 常陸庵」に入店です。
屋号の通り、店内で蕎麦を打っているのがポイント。しかも、ひき臼を使って自家製粉しているというコダワリっぷりです。
店内は和モダンで落ち着いた雰囲気。さっそくおいしい蕎麦を食べましょう。
メニューを見ながら悩む2人。山田さんは「彩華天ぷらせいろ」(2050円)、髙橋さんは「水戸納豆そば」(1490円)をチョイスしました。
「毎年、夏にお蕎麦ブームが来るんです」という山田さん。蕎麦にはコダワリがあるようです。「今まで食べたことがない風味がありました!」と感嘆。
天ぷらは蕎麦つゆのほか、岩塩でも食べられます。「それほど脂っこくなくて。姫竹の天ぷらがおいしくてハマりそうです」と好物が増えたようです。
兵庫出身の髙橋さんが選んだのは「水戸納豆そば」。関西の方は納豆が苦手と言われていますが……と尋ねると「納豆は大好きで、普段から食べています」とのこと。「私は食感を重視する方なのですが、すごく好みでした。あと、納豆以外にもカニとか色々な具材が入っていて、最後まで飽きずにおいしく食べられました」と満足そうです。
そして小鉢の中には珈琲煮豆が。「カフェオレみたいに甘くておいしいです」と、2人とも大満足でお店をあとにしました。
食休みをした後、クルマは再び常磐道を北上。観光リンゴ農園の最寄りである那珂IC(下り線)で降りました。
初めてのリンゴ狩りに挑戦
那珂ICを降りて一般道を走ること約1時間。「藤田観光りんご園」に到着です。60年以上の歴史を有する老舗のリンゴ園で、園内には50種類以上400本以上のリンゴが植えられているそうです。
なお、2024年の農園営業期間は10月1日からリンゴシーズンは無休で営業時間は9時半~16時。ただし、12月~9月は不定休あり。入園料は大人500円で、リンゴは1kg660円。
リンゴの産地といえば青森県や長野県のイメージが強いですが、盆地で寒暖差のある大子町も名産地のひとつ。1970年代から盛んになり、現在40戸近い観光リンゴ園があるそうです。特徴は樹の上でリンゴを完熟させてから収穫する「樹上完熟」。青果店で売られているリンゴと異なる、観光型りんご園ならではの味が楽しめるというわけです。
リンゴ狩りは例年9月中旬から11月下旬がシーズンとのこと。ですが、ロケは9月上旬。道中は「本当に実が成っているいるのかな、風で実が落ちていないかな」と不安な表情も。
1本だけ赤い実が成っている木を発見! ということで、リンゴ狩りを楽しみます。
陽気な藤田観光りんご園のスタッフによると、「リンゴはお尻(底の面)が、黄色くなっているものが食べごろ」とのこと。2人はおいしそうなリンゴを探します。「これからリンゴを買うときは、意識しようかなと思います」と山田さん。
取りやすい位置でおいしそうなリンゴを発見した山田さん。「果物狩りは、イチゴとモモ、ブドウはやったことがあるんですけれど、リンゴは初めてです」というように、もぎ方がわからない様子。
リンゴの実は真下に引っ張っても取れませんし、枝が折れるのでご法度です。もぎ方はカンタンで、リンゴの実の窪みに指を添えて捻るだけ。すると真横から少し過ぎたところでポロっとツルから実が離れます。見事収穫できた山田さん。もぎたてリンゴとパチリです。
髙橋さんも「家族と年に1度、イチゴ狩りに行っているんですけれど、それ以外のフルーツ狩りはしたことがないんですよ」と、リンゴ狩り初体験であることを告白。同じようにもいだところ、綺麗に葉のついたリンゴが採れました。そのあと2人は、園内でリンゴと撮影を楽しんでいました。
リンゴ狩りを楽しんだら、園内のカフェでティータイムを楽しみましょう。藤田観光りんご園では、3年前からアップルパイなどを提供するカフェを営業しています。リンゴ狩りのシーズンでなくても、こちらのカフェは営業しています。また、BBQもできるとのこと!
なお、営業時間は8月から11月までは朝9時~夕方15時まで無休。12月から7月は休業とのこと。
店内は1階が園内で採れたリンゴを使ったスイーツやビネガーなどを取り扱う物販スペース、2階がカフェスペースになっています。ちなみに、アップルパイは友部サービスエリア(下り線)でも販売しています。
テラス席があったので、リンゴ園を見ながらリンゴのスイーツをいただくことにしましょう。ケーキセット(1200円)の中から、山田さんはアイスアップルティーとアップルパイ、髙橋さんはアイスアップルティーとアップルタルトの組合せをチョイス。
アイスアップルティーは、ドライフルーツになったリンゴが添えられ、飲むと口の中にリンゴの優しい香りが漂います。「けっこう甘いのかなと思ったのですけれど、スッキリとした甘さで。ケーキとの相性が抜群です」と髙橋さん。「とてもおいしくて、風味もちゃんとリンゴでした」と山田さん。リンゴ狩りで乾いた喉を優しく潤します。タルトとパイは2人でシェアしながら食べました。
「タルトの方が甘いかな。パイの方は甘さ控えめみたいですね。それに生地がサクサクしています」と髙橋さん
「普段、アップルパイやアップルタルトをいただく機会はあまりないのです……」という山田さんですが「すごくおいしくて、リンゴいいなって思いました!」と、山田さんはリンゴスイーツが好きになったようでした。ちなみに、髙橋さんはアップルパイ、山田さんはアップルタルトが好みだったようです。
「リンゴを採ったあとにすぐ食べるのって、すごくオトクというか、楽しくておいしくて一石二鳥ですね!」と髙橋さん。「リンゴ狩りをしたあとに、カフェでリンゴの木をバックにスイーツが食べられるのもいいなって思いました。SNS用に写真を撮ったらすごく可愛いと思います」と山田さん。
なぜか袋田の滝近くで
おいしいタコスをペロリ
大子町は、日本三名瀑に数えられる「袋田の滝」の地としても知られています。せっかくなので立ち寄ってみましょう。藤田観光りんご園からクルマで10分ほどの場所にある「町営袋田第一駐車場」へ。
すると道の反対側に「袋田ベース アミーゴ」というバイク駐輪場を兼ねたロードサイド店を発見。
袋田ベース アミーゴは、某自動車メーカー勤務だった店主が退職後に始めたお店。「大学の頃からメキシコが好きで。昔から会社を辞めたらタコス屋をやりたいと思っていたんですよ」と、The Power of Dreams(夢の力:Hondaのグローバルブランドスローガン)を体現されたのだそうです。
開業にあたり店主は本場メキシコで約1ヵ月「タコス修行」を慣行。ですが日本で本場の食材が手に入りづらいことなどから、オリジナルタコスを作り上げたのだとか。その味が評判を呼び、バイク乗りを中心に話題になっています。
それでは少し遅いお昼ご飯ということで、自慢のタコスを頂きましょう、と思いきや2人は既にお蕎麦とケーキでお腹いっぱい状態。「ニアジョイどらい部のロケは、いっぱい食べるとメンバーの中で有名なんですよ」(髙橋)、「実は私、少食で」(山田)と、やや心配そうですが……。
そこでタコスを1個注文。ですが、関西出身でノリの良い店主は「おいしくて、もう1個食べたくなっちゃうよ」と笑顔で2個作って手渡します。
自家製トルティーヤでレタスとタマネギ、お肉を挟み、上に特製サルサソースとパクチーを添えたオリジナルタコス。フレッシュライムをかけていただきます。
「実はパクチーもタコスも初めてなんです」という髙橋さん。どうやら普段は野菜もあまり食べないとのこと。特にパクチーは食わず嫌いのようです。
意を決して一口。あっという間に1個を食べきるや、すぐに2個目に手が伸びて完食。「ライムの香りとか、お肉の感じが合わさって。パクチーも苦いじゃなくて、抜ける感じで。気づいたらなくなってました……」と興奮気味に食レポをされます。
「タコスにハマりそうです! でも、これはアミーゴさんだからかもしれない」と、少し我に返りながらも、その興奮は納まらず。
続いてタコスが大好きという山田さん。「今まで、タコスにライムを絞って食べたことがなくて。ちょっとお腹がきついかなと思っていたんですけど、ライムがあることで、サッパリした感じが出ていますね」というと、2個目に手を伸ばして、あっという間にペロリ。
2人から「すごくおいしかったです!」という言葉を受けた店主は、満面の笑みで「これからはタコスだけでなく、ニアジョイも推します」と宣言。2人はその言葉を背に、食後の運動も兼ねて袋田の滝へと向かったのでした。
真夏の気温もヒンヤリ!
大迫力の「袋田の滝」
「町営袋田第一駐車場」から歩くこと15分ほどで、袋田の滝に到着します。ちなみに近くには民間の有料駐車場も用意されています。
2人とも袋田の滝は初訪問。入場料300円を支払って袋田観爆トンネルに入るのですが「本当にこの先に滝があるんですか?」と疑いのまなざし。
トンネルは滝を下から見上げる第一観瀑台、上から見下ろす第二観瀑台という2つの観瀑台につながっています。また、滝川の対岸へと渡る吊り橋にもつながっています。「トンネルの中は涼しくて、けっこう歩いたのですがそれほど疲れを感じないですね」と髙橋さん。
高さ120m、幅73mの大きさを誇る袋田の滝。滝の流れが大岩壁を四段に落下することや、西行法師がこの地を訪れた際に「四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣が味わえない」と絶賛したことから、別名「四度(よど)の滝」とも呼ばれています。その美しさから、平成27年3月10日に国の名勝に指定されました。
滝を目の前に「離れていても水しぶきが飛んでくるくらいの迫力! あと心が浄化された気がしました」と髙橋さん。「けっこう滝とか好きで、家族と華厳の滝に行ったことがありますが、こちらも大きいですね」と山田さん。2人ともマイナスイオンをたっぷり浴びました。
吊り橋を渡ってみましょう。これがかなり揺れる橋で、高所恐怖所の方はドキドキされるかも。2人は大丈夫でしょうか?
「色々な角度から滝が見られるのはいいですね。ボリューム満点です」と、滝からの水しぶきを浴びながら髙橋さんは満足げ。
「吊り橋から滝を見るのは初めてで。吊り橋も揺れたりするので、ただ滝を見るだけでなく、体験的なものができるのもいいですね」と山田さんも気に入られた様子。
「秋の紅葉とかは綺麗でしょうね」と髙橋さん。例年、11月10日頃が紅葉の見頃だそう。そして、2024年10月1日~2025年1月31日の日没~20:00(12月・1月は~19:00)には、袋田の滝のライトアップイベント「2024大子来人~ダイゴライト~」が開催されます。
冬は滝が凍る「氷瀑」もあり「四度の滝」納得です。今秋、赤に萌ゆる大子町に訪れてみてはいかがでしょうか。
今月の読者プレゼント
今回も2人から読者の皆様にお土産があります。友部サービスエリア(下り線)で選んでいただきました。
髙橋さんが最初に手にされたのは、友部サービスエリア(下り線)のオリジナル商品「チゅ~ず」。国産ゆず皮とチーズのマリアージュが楽しめる一品です。ですが、こちらは生ものですので、お土産にはできず……
山田さんは「チゅ~ず」の姉妹品、「あんよ」が気になる様子。カマンベールチーズクリームをふっくら生地で包んだ一品で、ゆずが苦手な方に向けて作られたのだとか。
熟考の末、髙橋さんは「常陸牛ポテトスティック ステーキ風味」を選定。その理由は「フレーバーがおいしそうだなって。あと、スティックタイプのポテトスナックって、絶対おいしいのが確約されているじゃないですか」とのこと。
山田さんは「茨城紅はるかさつまいもチップス」をチョイス。「私はサツマイモが大好きで、これから秋になってサツマイモのスイーツがいっぱい出る時期なので」と理由を教えてくれました。
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