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日本古来の伝統色「紅色」「藍色」について知ろう! 山形県立博物館にてプライム企画展「紅と藍 ―くらしを彩る―」12月12日まで開催【山形自動車道 山形蔵王IC-山形蔵王PAより車で約6km】

2021年11月29日 11時30分更新

 山形県立博物館では12月12日まで、プライム企画展「紅と藍 ―くらしを彩る―」を開催中。

 山形県の県花「紅花」は、日本遺産、日本農業遺産の相次ぐ認定が示すとおり、山形が誇る伝統文化であり、かつて山形を支えた伝統産業。日本古来の伝統色「紅色」「藍色」は、特に江戸時代中期以降、富裕層のみが手にすることができた「紅色」に対し、庶民の日常まで普及していたのが「藍色」。ともに山形で生産されながら「紅花」は豪商の手を経て上方や江戸で加工された後に全国規模で流通、山辺を主な産地とする「葉藍」は地元で人々のくらしを支えていた。

 展示会は、山形の伝統的染色文化を歴史的・民俗的視点で紹介するほか、伝統色の不思議にも科学的視点で迫り、今も昔も変わらず私たちの 「くらしを彩る」文化に注目する。

プライム企画展「紅と藍 ―くらしを彩る―」
開催期間:~12月12日
     ※毎週月曜は休館日
会場  :山形県立博物館 第3展示室
入館料 :大人300円/学生150円、(団体割引あり、障がい者無料)

展示構成および主な展示資料
 山形から全国へ、商人たちの活躍:11月17日~12月12日
 紅花商人の活躍がうかがえる資料や地元に残された日常づかいの藍染め資料を展示。
 「永寿講伊勢太々神楽奉納扁額」(神宮徴古館蔵)は全国初公開。
記念イベント:紅と藍の革細工(紅と藍のキーホルダー、紅と藍のブレスレット)
 12月4日9時30分~15時30分(要事前申し込み、入館料のほか材料費が必要)


イベント情報:http://www.yamagata-museum.jp/event/2021/prime2021/

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
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