千葉県立美術館は3月21日まで、「山本大貴 -Dignity of Realism-」を開催中。
千葉県出身の山本大貴(やまもと・ひろき 1982年生まれ)は、次代の写実絵画を担う画家として、最も注目を集める画家の一人。初期から⼀貫して写実表現を追求しており、映画を撮ることにもなぞらえるように脚本を構想、人物のポーズや衣装、調度品などの小道具、全体の配置、照明等を細部まで計算して演出して作品を制作しているという。写真と見紛うばかりに睫毛の一本、指先の動きひとつまで緻密に描き込んだ作品は、独特な質感を持つ。
クラシックで優雅なドレスを纏い、重厚な調度の中に身を置く女性。近未来的で精巧なデバイスを装着して、鋭い視線を投げかける女性。山本の描く人物は、どこか近寄りがたい品格を漂わせ、謎めいたストーリーを感じさせる。本展では、学生時代の作品から最新作まで、山本の代表作およそ40点を展示し、これまでの画業を振り返ると共に今後の展望を見据える展示構成となっている。
山本大貴 -Dignity of Realism-
会期 :3月21日まで
開館時間:9時〜16時30分
休館日 :月曜日(月曜日が祝祭日の場合は開館し、翌日休館)、3月1日
入場料 :一般 300円/高・大生 150円
※団体料金あり、中学生以下・65歳以上・障害者手帳の持参で本人と介護者1名は無料
※第5期コレクション展 「名品5-肖像画を中心に-」「房総に生きた書家 浅見錦龍 生誕 100 年展」共通券
イベント情報:http://www2.chiba-muse.or.jp/www/ART/contents/1641521364947/index.html
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
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