身体の内と外を越境する感覚を味わおう! 十和田市現代美術館にてArts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展 第3期が5月29日まで開催【東北縦貫自動車道 三沢十和田下田ICより車で約15km】
十和田市現代美術館は5月29日まで、Arts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展 第3期を開催中。
Arts Towada 十周年を記念した全3期にわたる展覧会「インター+プレイ」の最後を飾る第3期では、青森県十和田市出身の映像作家 水尻自子と漆彫刻家 青木千絵の作品を展示。
水尻自子のアニメーション作品は、鑑賞者の触感や痛覚を刺激し、まるで視覚で物に触れているような感覚を呼び起こす。作品はミュージシャンの本田ゆかが音楽を担当し、十和田のために制作された新作。また、漆を用いた青木千絵の彫刻作品は、身体をモチーフにし、体の内側に溜まった感情が外側の身体へと現れ、覆い尽くすような造形。身体を覆う幾重にも重ねた漆の鏡面には、奥にのみこまれるような深みがあり、鑑賞者を作品の内側に惹き寄せます。展覧会では新作と旧作を組み合わせて展示する。
第3期では、身体の内と外を越境し、他者と感覚を共有していく映像や彫刻作品が中心とし、相互作用インタープレイという展覧会のテーマを、身体感覚の領域にも広げる。なお、第2期のトマス・サラセーノの展示の一部や、通年展示の鈴木康広《はじまりの果実》、目[mé]《space》は、引き続き展示し、問題行動トリオによるパフォーマンスも会期中に開催。
Arts Towada 十周年記念 「インター + プレイ」展 第3期
開催期間:5月29日まで
開館時間:9時~17時(入場は閉館の30分前まで)
休館日 :月曜日(祝日の場合はその翌日)
イベント情報:https://towadaartcenter.com/exhibitions/artstowada10th-interplay-003/
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